NHK朝ドラ歴代視聴率ランキングトップ20(昭和編)

  • 投稿日:
  • 最終更新日:2018年08月16日
  • Shusa
NHK朝ドラ歴代視聴率ランキング

幅広い年代の方々に愛され続けるNHKの朝ドラ!特に昭和の時代を彩った朝ドラ作品たちは視聴率も本当に驚くべき数字を叩き出しています!!

昭和の朝ドラからブレイクした女優さんや俳優さんは、平成の今となっても多くのテレビ番組でその姿を見かけます。「~ロス」なんて言葉も登場して、NHKの朝ドラは今も昔もその時代の先がけであり、時代を映す鏡になっているのではないでしょうか。

1985年4月の「娘と私」から始まり、長い歴史を持つNHK朝ドラ。今回は昭和朝ドラの歴代視聴率ベスト20をランキング形式で紹介していきたいと思います。

皆さんの好きな懐かしの朝ドラは果たして何位に入っているのでしょうか?

それでは、NHK朝ドラ、昭和編ランキングトップ20のスタートです!!
※朝ドラは関東圏と関西圏で平均視聴率も異なるとの事なので今回は関東圏の平均視聴率を元にさせていただきます。

第20位「ノンちゃんの夢」1988年

平均視聴率:39.1%
最高視聴率:50.6%

第40作目 昭和63年(1988年 前期)
主演:藤田朋子
脚本:佐藤繁子(松平繁子)
ナレーター:中村メイコ
音楽:渡辺俊幸
演奏:コンセール・レニエ
タイトル画:わたせせいぞう
時代設定:昭和23年~29年
制作局:NHK

ストーリー

戦後混乱期の女性記者奮闘記。

役場勤めを辞めて高知から上京したヒロイン、暢子(藤田朋子)が様々な失敗や苦労を乗り越え、女性の為の雑誌創刊という夢を実現する姿を描いた作品。

女性の社会進出がまだ困難な時代に活躍するキャリアウーマンを描いた青春群像劇です。タイトル画を当時大人気だったわたせせいぞうさんが担当し、話題になりました。

作品の小話

約700人の応募者からヒロイン役に藤田朋子さんが選ばれ、いとこ役に選ばれた鈴木保奈美さんもこのドラマ出演後、トレンディードラマで大ブレイクしました。

この「ノンちゃんの夢」は昭和天皇も病床で見ていらしたとの事で、天皇がお亡くなりになった時、藤田朋子さんが記帳にいらした事がニュースで取り上げられ、話題になったそうです。

第19位「都の風」1986年

平均視聴率:39.3%
最高視聴率:44.9%

第37作目 昭和61年(1986年 後期)
主演:加納みゆき
脚本:重森孝子
ナレーター:藤田弓子
音楽:中村滋延
主題歌:「約束の旅ー帰港ー」(歌:西城秀樹)
時代設定:昭和19年~31年
制作局:NHK大阪

ストーリー

戦中戦後の混乱期、父と対立して家出した京都の老舗繊維問屋の三女でヒロインの悠“はるか”(加納みゆき)。大阪や奈良で自力で道を切り開き、持ち前のバイタリティーで一生懸命に生きる姿を描いた作品です。

作品の小話

この作品の次女役は今や芸能界きっての大御所、女優の黒木瞳さん。この作品でテレビドラマ初出演を果たします。

黒木瞳さんはこのドラマをきっかけにブレイクし、その後数々の作品に出演するようになりました。

第17位「なっちゃんの写真館」1980年

平均視聴率:39.6%
最高視聴率:45.1%

第25作目 昭和55年(1980年 前期)
主演:星野知子
脚本:寺内小春
ナレーター:川久保潔(声優)
音楽:宮本光雄
イメージソング:「熱い瞬間(とき)」(歌:小椋桂)
時代設定:昭和初期~27年
制作局:NHK

ストーリー

男性上位の時代にカメラマンを目指し、仕事と家庭を両立させたヒロイン・夏子(星野知子)の爽やかな人生を描いた作品です。主人公のモデルとなったのは、日本の写真家である、立木義浩の母親・立木香都子となっています。

作品の小話

この作品のモデルとなったのが、徳島に実在する立木写真館。また、ヒロイン役を演じた星野知子さんは、第81作目の連続テレビ小説「ウェルかめ」にも出演しています。

同率17位「おはようさん」1975年

平均視聴率:39.6%
最高視聴率:44.0%

第16作目 昭和50年(1975年後期)
主演:秋野陽子
原作:田辺聖子「甘い関係」
脚本:松田暢子
ナレーター:秋野暢子
音楽:奥村貢
演奏:大阪放送管弦楽団
オープニングテーマ曲:「四季」より春・第1楽章(ヴィヴァルディ作曲、奥村貢編曲)
イメージソング:「おはようさん」(歌:ダ・カーポ)
時代設定:1975年~76年
制作局:NHK大阪

ストーリー

舞台は大阪。ワリカン共同生活を始めた3人娘の恋愛や仕事を通しての姿を明るく描いた青春物語。ヒロイン・鮎子(秋野暢子)を軸に3人の女性の生き方を通して次第に生まれる連帯感をユーモラスに描いた作品です。

作品の小話

2014年11月25日の「スタジオパークからこんにちは」で、ゲストの中田喜子がこの「おはようさん」のドラマで元々大阪弁の登場人物だったものの、なかなか大阪弁が上達しなかった為、標準語での役になった事を明かしています。

また、この作品はNHK連続テレビ小説の放送期間が半年体制になって初めてNHK大阪放送局が手がけた作品となります。

第15位「水色の時」1975年

平均視聴率:40.1%
最高視聴率:46.8%

第15作目 昭和50年(1975年前期)
主演:大竹しのぶ
脚本:石森史郎
ナレーター:岸田今日子
音楽:桑原研郎
イメージソング:「白い風よ」(歌:桜田淳子)
時代設定:昭和49年~50年
制作局:NHK

ストーリー

舞台は長野県安曇野市、松本市。医学部を目指す高校生の娘・知子(大竹しのぶ)と看護師として働く母親(香川京子)の心の交流を描いた感動作です。

作品の小話

1年間放送だったNHKの朝の顔、連続テレビ小説が、この作品から半年間になりました。この「水色の時」は映画「青春の門」に続き大竹しのぶの出世作となっています。

同率15位「雲のじゅうたん」1976年

平均視聴率:40.1%
最高視聴率:48.7%

第17作目 昭和51年(1976年前期)
主演:浅茅陽子
脚本:田向正健
ナレーター:田中絹代
音楽:坂田晃一
演奏:新室内楽協会
主題歌:「あの空へ帰ろう」(歌:チェリッシュ)
時代設定:大正7年~昭和28年
制作局:NHK

ストーリー

「鳥のように自由に飛びたい」という夢を持ち、飛行家(操縦士)になったヒロイン・真琴(浅茅陽子)の半生を明るいタッチで描いた作品です。

作品の小話

この「雲のじゅうたん」は全話現存する最古の連続テレビ小説になります。また、この作品は民放で初めて再放送されたNHKのドラマでもあります。

第14位「心はいつもラムネ色」1984年

平均視聴率:40.2%
最高視聴率:48.6%

第33作目 昭和59年(1984年後期)
主演:新藤栄作
脚本:冨川元文
ナレーター:ミヤコ蝶々
音楽:朝川朋之
演奏:グリサンドブラザーズ アンド ポルタメント シスターズ
時代設定:昭和3年~20年代後半
制作局:NHK大阪

ストーリー

舞台は戦前戦後の大阪。何よりも漫才を愛した、漫才作家・文平(新藤栄作)の機知とユーモアに富んだ半生を夫婦愛や友情を絡めて描いた作品です。文平のモデルは大阪の漫才作家・秋田實となっています。

作品の小話

第32作目の連続テレビドラマ小説「ロマンス」に続く男性が主人公の作品となっています。文平の奥さん役には女優の藤谷美和子が起用されています。

第13位「はね駒」1986年

平均視聴率:41.7%
最高視聴率:49.7%

第36作目 昭和61年(1986年前期)
主演:斉藤由貴
脚本:寺内小春
ナレーター:細川俊之
音楽:三枝成彰
時代背景:明治23年~大正元年
制作局:NHK

ストーリー

(はねこんま=おてんば娘)のヒロイン・りん(斉藤由貴)が新聞記者となり、仕事と家庭の両立に悩みながらも成長していく物語です。モデルは女性記者の磯村春子となっています。

作品の小話

当時、アイドルとして人気絶頂であった斉藤由貴がヒロインに選ばれた事で話題になった作品です。主人公の母親役、樹木希林はこのドラマでの演技が評価され、第37回芸術選奨文部大臣賞を受賞しました。斉藤由貴も文部大臣新人賞を受賞し、嬉しい“母娘受賞”となりました。

第12位「鮎のうた」1979年

平均視聴率:42.7%
最高視聴率:49.1%

第24作目 昭和54年(1979年後期)
主演:山崎千里
脚本:花登筺
ナレーター:フランキー堺
音楽:小倉博
イメージソング:「わたしの旅立ち」(歌:小倉千波)
時代設定:大正初期~昭和27年頃 制作局:NHK大阪

ストーリー

滋賀県、長浜から商都、大阪に出たヒロイン・あゆ(山咲千里)が船場の糸問屋に奉公し、世間の波に揉まれながらも御寮さん(女主人)になるまでを描いた物語です。

作品の小話

ヒロイン・あゆの亡くなった母親役で吉永小百合が出演しており、一躍話題になりました。

第11位「マー姉ちゃん」1979年

平均視聴率:42.8%
最高視聴率:49.9%

第23作目 昭和54年(1979年前期)
主演:熊谷真実
原作・題字・オープニングイラスト:長谷川町子
脚本:小山内美江子
ナレーター:飯窪長彦アナウンサー
音楽:大野雄二
時代設定:昭和9年~32年
制作局:NHK

ストーリー

原作は長谷川町子の自伝的漫画「サザエさんうちあけ話」です。長女でヒロインの磯野マリ子(熊谷真美)が母・姉妹4人の家族を支え、「サザエさん」の生みの親となる妹、マチ子を世に送り出すまでをコミカルに描いた作品です。

作品の小話

放送が終了した現在でも、年に1度~数度、出演者やスタッフによる「マー姉ちゃんの会」という同窓会が開かれているのだとか。何だかほっこりする話ですね。

第10位「おていちゃん」1978年

平均視聴率:43.0%
最高視聴率:50.6%

第21作目 昭和50年(1978年前期)
主演:友里千賀子
原作:沢村貞子エッセー「私の浅草」
脚本:寺内小春
ナレーター:相川浩アナウンサー
音楽:玉木宏樹
イメージソング:「私の祭りうた」(歌:森山良子)
時代設定:大正初期~終戦直後
制作局:NHK

ストーリー

原作は女優・沢村貞子の自伝的エッセー「私の浅草」。東京・浅草の下町で育った利発で心優しいヒロイン、てい子(友里千賀子)が大正初期から終戦直後にかけて時に傷つきながらも、夢と希望を失わずに真っ直ぐと女性の幸せを追い求めていく青春物語です。

下町の人情の機微や家族の心の交流・愛情を丁寧に描いた感動作品となっています。

作品の小話

本作品は第1話、第2話、第4話、第5話、第12話、第20話、第21話、第26話、第30話、最終話だけがNHKに残されており、マスターテープが失われた過去の放送回の収集(制作関係者や一般視聴者らへのビデオテープ提供の呼びかけ)等を行っているそうです。

筆者にとってはまだ生まれる前の作品なので、昔に感じますが、もし「おていちゃん」に関する記録を持っている方がいらっしゃいましたら、ぜひともNHKにご一報を!

第9位「澪つくし」1985年

平均視聴率:44.3%
最高視聴率:55.3%

第34作目 昭和60年(1985年前期)
主演:沢口靖子
脚本:ジェームス三木
ナレーター:葛西聖司アナウンサー
音楽:池辺晋一郎
主題歌:「澪つくし」(歌:彩恵津子)〈本編のオープニングは演奏のみ。歌声は流れていない。〉
挿入歌:「恋のあらすじ」(歌:彩恵津子〈本編の尺が長い場合エンディングで流された。〉
時代設定:昭和元年~終戦直後
制作局:NHK

ストーリー

舞台は「陸者」と「海者」が対立する有数の漁港、千葉・銚子。旧家の娘でヒロインのかをる(沢口靖子)と網元の長男の純愛を描いた物語となっています。

作品の小話

今や大御所女優の沢口靖子の出世作であり、朝日新聞2010年9月25日付けのbeランキングでの「心に残る朝ドラヒロイン」のアンケートでは、沢口靖子は見事第4位に選ばれています。

第8位「あしたこそ」1968年

平均視聴率:44.9%
最高視聴率:55.5%

第8作目 昭和43年(1968年)
主演:藤田弓子
原作:森村桂(「天国にいちばん近い島」「違っているかしら」)
脚本:橋田壽賀子、中沢昭二
ナレーター:川久保潔
音楽:川久保潔
イメージソング:「あしたこそ」(歌:倍賞千恵子)
時代設定:1959年~1969年
制作局:NHK

ストーリー

大学入学、卒業、就職、結婚等の人生の転機を持ち前のファイトと行動力で切り開くヒロイン・摂(藤田弓子)とそんなヒロインの理解者である両親、特に母親が一人の女として生きる知恵を得ていく母と娘のそれぞれの成長ドラマです。

作品の小話

朝ドラ初のカラー作品であるドラマです。NHKには記録用に残された第315話(最終話)の1話しか現存していません。この理由として、映像が白黒からカラーに変わった映像編集方法に一因があると言われています。

しかしこの「あしたこそ」は白黒からカラーに変わったという部分で連続テレビ小説の歴史に残る作品と言えるでしょう。

第6位「旅路」1967年

平均視聴率:45.8%
最高視聴率:56.9%

第7作目 昭和42年(1967年)
主演:横内正、日色ともゑ
脚本:平岩弓枝
ナレーター:山内雅人
音楽:依田光正
時代設定:1915年~1962年
制作局:NHK

ストーリー

舞台は北海道、東京、大阪など。平凡な国鉄職員、室伏雄一郎(横内正)とその妻でありヒロイン・有里(日色ともゑ)を中心に、生きる事の幸せを綴った心温まる物語です。

ヒロイン・有里の10歳~55歳までの半生を描いています。

作品の小話

前年の「おはなはん」に続いて大変人気の作品となり、連続テレビ小説を不動のものにした作品です。別のキャストで映画も製作されました。この作品が連続テレビ小説の最後の白黒作品となります。

男性が主人公の作品は、本作終了後、「ロマンス」まで途切れます。

同6位「おはなはん」1966年

平均視聴率:45.8%
最高視聴率:56.4%

第6作目 昭和50年(1966年)
主演:樫山文枝
原作:林謙一(「随筆・おはなはん一代記」より)
脚本:小野田勇
ナレーター:永井智雄
音楽:小川寛興
演奏:アンサンブル・ミニョイ
イメージソング:「おはなはん」(歌:倍賞千恵子)
タイトル挿絵:風間亮
時代設定:明治中期~1966年
制作局:NHK

ストーリー

軍人の夫と死別したヒロイン・はな(樫山文枝)が、持ち前の明るい性格で、明治、大正、昭和を逞しく生き抜いていく姿を描いた作品です。新人女優の樫山文枝の大出世作となりました。

作品の小話

この作品のモデルは、原作者・林謙一の母親、林ハナ(旧姓:深尾ハナ)と言われています。

当時の朝ドラ放送開始時間の、8時15分に主婦の台所使用量が減った為、その時間水道使用量が半減したという伝説のような本当の話を持つ、朝ドラを一種社会現象のようにした作品です。それまで文芸路線だった朝ドラに、初めて女性の一代記路線を投じた作品として有名になりました。

当初の主役には女優の森光子が内定していましたが、撮影開始直前に森光子が急病で降板した為、急遽新人女優の樫山文枝が主役に大抜擢されました。

第5位「北の家族」1973年

平均視聴率:46.1%
最高視聴率:51.8%

第13作目 昭和48年(1973年後期)
主演:高橋洋子
脚本:楠田芳子
ナレーター:緒形拳
音楽:三枝成章
主題歌:「風は旅人」(歌:赤い鳥)
イメージソング:「白い花」(歌:森るみ子)
時代設定:昭和46年~49年
制作局:NHK

ストーリー

舞台は函館、金沢、横浜、宇和島など。ヒロイン・志津(高橋洋子)の成長を軸に家族の意味を問う作品となっています。家族5人が試練に直面しつつも、それを乗り越えて生きていく姿を丁寧な描写で描いています。

作品の小話

作品の話とは少し逸れますが、この作品でヒロインを演じた高橋洋子は、29才の時に初めて書いた小説で中央公論新人賞を受賞したのだとか。そして、次に書いた作品「通りゃんせ」で何とあの有名な芥川賞候補に選ばれました。

女優業を休業して、作家活動をされていたのですね!すごい才能です。

第4位「鳩子の海」1974年

平均視聴率:47.2%
最高視聴率:53.3%

第14作目 昭和49年(1974年)
主演:藤田美津子
脚本:林秀彦、中井多津夫
ナレーター:藤田美保子
音楽:冬木透
イメージソング:「日本よ日本」(歌:斎藤こず恵)
時代設定:昭和20年~50年
制作局:NHK

ストーリー

広島への原爆投下など戦争のショックで記憶を失い、瀬戸内の港町で育てられた、戦争孤児のヒロイン・鳩子(藤田美保子)が自分の出生の秘密を知る為、日本各地を放浪する物語です。

鳩子の子供時代を女優の斎藤こず恵が演じ、一躍話題になりました。

作品の小話

この作品の放送期間に、番組を見た一人の老人男性が、被爆後の広島の惨状を描いた絵をNHK広島局に持参したそうです。これをきっかけとして、広島局が市民の方から原爆の絵を募集したところ、非常にたくさんの絵がテレビ局に寄せられました。

以後NHK広島局では原爆の体験を後世に伝える活動がなされ、8月6日近くになると毎年、原爆体験を語る手紙を紹介する番組が放送されています。朝ドラの影響力はやはり大きなものなのですね。

第3位「藍より青く」1972年

平均視聴率:47.3%
最高視聴率:53.3%

第12作目 昭和47年(1972年)
主演:真木洋子
脚本:山田太一
ナレーター:中畑道子→丹阿弥谷津子
音楽:湯浅譲二
イメージソング:「耳をすましてごらん」(歌:本田路津子)
時代設定:昭和18年~38年頃
制作局:NHK

ストーリー

18才で戦争未亡人となったヒロインの真紀(真木洋子)が戦後に天草から上京し、一人息子と共に苦しい時代を生き抜き、中華料理店を開業するまでを描いた感動作品です。

作品の小話

この作品は元々山田太一の小説で、テレビの脚本も山田太一が担当しています。1973年には、同じ原作から監督・脚本は森崎東、出演は大和田伸也、松坂慶子、三國連太郎等で、映画化もされました。

第2位「繭子ひとり」1971年

平均視聴率:47.4%
最高視聴率:55.2%

第11作目 昭和46年(1971年)
主演:山口果林
脚本:高橋玄洋
ナレーター:石坂浩二
音楽:柳澤剛
イメージソング:「繭子ひとりのテーマ」(歌:島崎みどり)
時代設定:1971年~1972年
制作局:NKH

ストーリー

舞台は、青森県三戸町、八戸市、東京、宮城県・鳴子温泉、広島、石川県・能登半島など。両親と離れて育ったヒロイン・繭子(山口果林)が故郷である八戸の高校を卒業後、上京して自分を捨てた母を捜し歩くという、一人の女性が幸せを追い求めて生き抜いていく感動の作品です。

作品の小話

1966年と1971年に、2度映像化されている作品です。第一回はNETテレビ(現:テレビ朝日)で森純子主演として全4話放送されました。そして記念すべき第2回が連続テレビ小説となって1971年にNHKで放送され始めました。

ロケ地の一部であった三戸町では町総勢での歓迎ぶりで、八戸名物えんぶりの撮影では300人の踊り手がエキストラ出演し、約5000人の見物人が訪れたのだとか。当時からの朝ドラ人気を連想させてくれるエピソードですね。

第1位「おしん」1983年

平均視聴率:52.6%
最高視聴率:62.9%

第31作目 昭和58年(1983年)
主演:小林綾子、田中裕子、乙羽信子
原作:橋田壽賀子
脚本:橋田壽賀子
ナレーター:奈良岡朋子
時代設定:明治40年~昭和59年
制作局:NHK放送センター

ストーリー

その人気ぶりから、「オシンドローム」と呼ばれるほどの社会現象を巻き起こしたNHK朝ドラの中でも超・有名な作品です。

連続テレビ小説の中でも定番の、戦中と戦後の混乱期をたくましく生き抜いた女性一代記の一つとなっています。

作品の小話

世界68ヶ国や地域で放送され、世界中で共感と感動を呼んだNHKテレビ放送開始30周年記念作品として作られた作品です。

「おしん」の人気は相当なもので、テレビドラマ史に残る最高視聴率記録を誇っています。62.9%ですから、国民の半分以上がその瞬間「おしん」を見ていた事になります。今のテレビドラマでは考えられない驚きの視聴率です!

少女期のおしんは小林綾子、青春・成年期のおしんは田中裕子、中年期・老年期のおしんは乙羽信子、と3人の女優さんが見事に「おしん」の波乱万丈な人生を演じ切っています。

貧困、いじめ、修行、大切な人との別れ、結婚。そして震災や戦争の事も織り交ぜながら、「おしん」という作品は、世界中の人を涙させ、感動の渦に巻き込みました。今も世界中の多くの人に見られる、日本が世界に誇れるテレビドラマと言っても過言ではないでしょう。

NHK 朝ドラ歴代視聴率ランキング一覧表

第1位「おしん」
平均視聴率:52.6%
最高視聴率:62.9%

第2位「繭子ひとり」
平均視聴率:47.4%
最高視聴率:55.2%

第3位「藍より青く」
平均視聴率:47.3%
最高視聴率:53.3%

第4位「鳩子の海」
平均視聴率:47.2%
最高視聴率:53.3%

第5位「北の家族」
平均視聴率:46.1%
最高視聴率:51.8%

同率6位「おはなはん」
平均視聴率:45.8%
最高視聴率:56.4%

同率6位「旅路」
平均視聴率:45.8%
最高視聴率:56.9%

第8位「あしたこそ」
平均視聴率:44.9%
最高視聴率:55.5%

第9位「澪つくし」
平均視聴率:44.3%
最高視聴率:55.3%

第10位「おていちゃん」
平均視聴率:43.0%
最高視聴率:50.6%

第11位「マー姉ちゃん」
平均視聴率:45.8%
最高視聴率:56.9%

第12位「鮎のうた」
平均視聴率:42.7%
最高視聴率:49.1%

第13位「はね駒」
平均視聴率:41.7%
最高視聴率:49.7%

第14位「心はいつもラムネ色」
平均視聴率:40.2%
最高視聴率:48.6%

同率15位「雲のじゅうたん」
平均視聴率:40.1%
最高視聴率:48.7%

同率15位「水色の時」
平均視聴率:40.1%
最高視聴率:46.8%

同率17位「おはようさん」
平均視聴率:39.6%
最高視聴率:44.0%

同率17位「なっちゃんの写真館」
平均視聴率:39.6%
最高視聴率:45.1%

第19位「都の風」
平均視聴率:39.3%
最高視聴率:44.9%

第20位「ノンちゃんの夢」
平均視聴率:39.1%
最高視聴率:50.6%

まとめ

さて、昭和のNHK朝ドラを一気に20位紹介しましたが、やはり堂々の1位は「おしん」でした!

昭和の朝ドラの世代でない筆者も知っているドラマですから、本当に当時の人気は相当なものだったという事ですよね。

あなたの好きな昭和編・朝ドラは何位に入っていましたか?それにしても、この時代の朝ドラは本当にどれも視聴率が高い!驚きの数字です。それほどNHK朝ドラが人々の生活に浸透していたという事ですよね。

その時その時の時代背景を色濃く映すNHKの朝ドラ。これからもどんな作品が生まれていくのか、大注目です!

関連記事

”ランキング”の記事一覧(10件)

新着記事(5件)