世界一高い車・スポーツカーTOP10!!
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- 最終更新日:2017年11月22日

車の所有者は年々減少傾向にあると言われています。
維持費や車自体が高額なため、わざわざ車を所有する必要がないと考える方も多いと思います。
しかし、そんな世の中でも車の魅力に取り憑かれた人間も数多く存在します。
私自身車が好きで、2017年のルマン24時間をフランスまで見に行きました。
やはりスーパーカーが持つ魅力は計り知れません!
そこで今回は一生に一度は乗ってみたい!実際にオークション等で販売された超高額スーパーカーをランキング形式で紹介させていただきたいと思います。
値段のつかない車もあるので、いつか買えるかもという微かな夢と希望を持って、実際に販売され購入者がいる車に限ってランキングしています。
オークションで超高額の値がついたスーパーカーたち…
10位/1959 Ferrari 250 GT LWB California Spider Competizione, Chassis 1603GT
価格: $18,150,000/約20億6000万円
2016年にGooding & Companyによって競売にかけられたフェラーリ。
現存しているカリフォルニア/スパイダーの中で唯一のアルミボディーを持つ。
この車の購入者は装着可能な全オプションを取り付けて欲しいと要望を出し、トップ10に入る超高額スーパーカーとなった。
9位/1961 Ferrari 250 GT SWB California Spider, Chassis 2935GT
価格: $18,500,000/約21億円
2015年にArtcurialによって競売にかけられたフェラーリ。
パリのモーターショーでお披露目されて、その僅か6日後にフランスの映画俳優に落札された。
5人のオーナーに所持されていた経歴を持つ車だが、その状態はとても良く、室内で44年間大切に保管された後パリのオークションで日の目をみた。
8位/1939 Alfa Romeo 8C 2900B Lungo Spider, Chassis 412041
価格: $19,800,000/約22億4000万円
2016年にRM Sotheby’sによって競売にかけられたアルファロメオ。
今となっては「マセラティー」の下位にあたる車種だが、この時代のアルファロメオは最上のレーシングカーと呼び声が高かった。
このシャーシの当時の記録は残っていないが、戦後失われたかに思えたこの車はブラジルのレースでその姿を表した。
クラシカルに面持ちと時代を超えて受け継がれたそのDNAはランキングに入る程とても高額で取引された。
7位/1955 Jaguar D-Type, Chassis XKD 501
価格:$21,780,000/約24億7000万円
2016年にRM Sotheby’sによって競売にかけられたジャガー。
このジャガーのDタイプはルマン24時間レースの為に作られた。
レースから撤退してしまったジャガーの、唯一現存するウィンニングカーであるジャガーDタイプは多くのコレクターに愛され続けている。
6位/1954 Mercedes-Benz W196R, Chassis 19601000006/54
価格:$25,244,909/約28億6000万円
2013年にBonhamsによって競売にかけられたベンツ。
モーターレースでドイツの復権のために作られたのがこのベンツW196Rでした。
当時ではなかった、後のF1のデザインの原型ともいえる車が観衆の度肝を抜きました。
12回行われた世界大会で9度の優勝を誇ったスーパーカー。
博物館に寄贈されたもの以外で現存するのはこの車だけとなっている。
5位/1964 Ferrari 275 GTB/C Speciale, Chassis 06701
価格:$26,400,000/約29億9000万円
2014年にRM Sotheby’sによって競売にかけられたフェラーリ。
元はフェラーリ社がレース用に作り上げたレースカーだったが、国際自動車連盟はこの車の出走を許可しませんでした。
その後たくさんのオーナーの手を渡り歩き、元の赤から現状のグレーへとカラーチェンジしました。
生産されてから50年以上の時が経ちましたが、一度として正式なレースに出る事が叶わなかった悲運のスーパーカー。
4位/1967 Ferrari 275 GTB/4 N.A.R.T. Spider, Chassis 10709
価格:$27,500,000/約31億2000万円
2013年にRM Sotheby’sによって競売にかけられたフェラーリ。
10台しか生産されなかったN.A.R.T. Spidersの内の一台をノースカロライナのバイヤーが購入しました。
元はダークブルーのカラーリングであったがオーナーが赤へとカラーチェンジ。
この車には珍しいクロームメッキグリルが搭載しており、オリジナルの物ではないと非難されたが、この車の所有者は車を購入して工場から引き取った時からこうであったと言っている。
※N.A.R.T. とはNorth American Racing Teamの頭文字を取ったもの
3位/1956 Ferrari 290 MM, Chassis 0626
価格:$28,050,000/約31億8000万円
2015年にRM Sotheby’sによって競売にかけられたフェラーリ。
スポーツプロトタイプ・レースカーとして、1956年に製造された290 MMは、もともとは 860 Monza としてこの世に生まれた車です。
初レースとなったミッレ・ミリアでは、正規のワークスカーとして出場し、ピーター・コリンズとルイ・クレマンタスキ、2名の英国人の才能に助けられたこともあり、総合2位の座を射止めました。
一度アクシデントによって、大改造されてしまいましたが、幸いなことに近年、新オーナーがこれをクラシケ部門に持ち込み、大掛かりなレストアを実施してオリジナル状態に復元されました。
2位/1957 Ferrari 335 S Spider Scaglietti, Chassis 0674
価格:$35,711,359/約40億2000万円
2016年にArtcurialによって競売にかけられたフェラーリ。
1957年 のセブリング12時間レースで、ピーター・コリンズとモーリス・トランティニアン が交代でステアリングを握り、6 位完走を果たしたほか、同年のミッレ・ミリアでは、優勝したチームメイトのピエロ・タルッフィに続いて、ウォルフガング・フォン・トリップスのドライブで2位に入り、フェラーリ 355 Sの1、2フィニッシュを 達成しました。
1957年のル・マン24時間では、史上初めて、 周回平均速度200 km/hの壁を破るタイムをみせ、このフランスのクラシック耐久レースの最速タイムを記録しました。
この魅力的なフェラーリの購入を望む2名のコレクターが激しい入札バトルを繰り広げ、セールス・ プライスの記録達成までに15分とかかりませんでした。
ちなみにこの時の二人とは世界最高峰のサッカープレイヤーであるリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドであったそうです。
軍配はメッシに上がりました。
1位/1962 Ferrari 250 GTO Berlinetta, Chassis 3851GT
価格:$38,115,000/約43億3000万円
2014年にBonhamsによって競売にかけられたフェラーリ。
歴代最高額に落札されたフェラーリ250 GTO ベルリネッタ。
最早スーパーカーファンには説明不要の世界最高の車。
最初のオーナーであるフランス人レーサーのジョー・シュレッサー氏は、納車後すぐの1962年9月15日から開かれたツール・ド・フランス(自動車)に同車で出場し、2位に入賞した。
このツール・ド・フランスでシュレッサー氏と一緒にドライバーを務めた、1948年冬季オリンピックのスキー金メダリスト、アンリ・オレイエ氏は、同年10月、モンレリー・サーキットで行われたレースに同車で出場。
しかし、レース中に事故を起こし、後に死亡、車も大破した。
フェラーリによって組み直された3851Gは、別のドライバーによる所有を経て、1965年にイタリアの豪農が購入。
今回売却されるまで49年間にわたり、1人の人物によって所有される期間が最も長い車となった。