クラシック音楽の歴史!バロックから始まる400年を一気にご紹介!!

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  • 最終更新日:2018年11月02日
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クラシック音楽の歴史!バロックから始まる400年を一気にご紹介!!

音楽の起源を遡れば、おそらく古代文明の興りと同時期に生まれたものと思われます。呪術や宗教的儀式などで用いられた歌や打楽器などが音楽の起源となっていると考えられています。

そんな難しい事は音楽学者に任せて、五線譜が成り立った以降の音楽史について簡潔に見て行きたいと思います。

聴こうと思えばいつでもCD、DVDを買って聴ける時代の音楽の歴史を見ていきましょう。これだけでも知っていればクラシック通に成れますよ。

クラシック音楽とは

クラシック音楽とは

クラシック音楽(英:classical music)は直訳すると「古典音楽」となりますが、一般には西洋の芸術音楽を指します。宗教音楽、世俗音楽のどちらにも用いられます。

こういうと難しく聞こえますが、19世紀の音楽学者が当時の音楽に対して古典的な音楽だからという理由で単に”classical music”と決めたので、今日までそう呼ばれていると言う事です。

これから説明するバロックから現代音楽を称して「クラシック音楽」と呼んでいます

クラシック音楽も五線譜を使った他の音楽と同じです。もっと親しみを持ってもらえるように出来るだけ簡単にその世界を紹介したいと思います。

クラシック音楽史の区分

クラシック音楽史の区分
  1. バロック(17世紀初頭~18世紀中頃)
  2. 古典派(18世紀中頃~19世紀初頭)
  3. ロマン派(19世紀初頭~20世紀初期)
  4. 印象派(1890年~1920年)
  5. 現代音楽(1920年~ )

クラシック音楽の歴史が花開いた『バロック』から順に、各クラシック音楽がどのように生まれ、それがどう発展したのかを説明して行きたいと思います。

①クラシック音楽の原点、バロックとは

「バロック」という名前は、当時はバロック絵画が描かれ美術史における「バロック時代」であることからその名が付きました。

バロックとはそもそも「歪んだ真珠」を意味する言葉で、過剰な装飾を施すきらいのあるこの時代の芸術を嘲笑するために使われました。

この時代は楽器自体が進歩し、器楽音楽が本格的に発展してきました。低音声部が曲全体を支える通奏低音を支柱とした音楽が特徴です

ストラディバリウスやグァルネリなどの弦楽器の名工達が活躍した時代でもあります。この時代には多くの楽器が発明され、従来の楽器にもさまざまな工夫や改良が加えられました。ピアノが発明されたのもこの時代です。

現在使われている平均律を完成させたのがバッハといわれています。「音楽の父」と呼ばれる所以はここにあります。調性(長調や短調)が確立された時代でもあります。

この時代の音楽家は王族や貴族、教会をスポンサーとする職業音楽家でした。ですから作られる曲はスポンサーの意向を汲むことになり、豪華絢爛で起伏の激しい作風の音楽が主流となりました。

代表的な作曲家

代表曲

クラウディオ・モンテヴェルディ

『聖母マリアの夕べの祈り』

アントニオ・ヴィヴァルディ

『四季』

ヨハン・セバスティアン・バッハ

『マタイ受難曲』

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル

『オラトリオ メサイア』

②クラシック音楽の基礎が完成した古典派とは

古典派といわれる所以は単に「古い」を意味することではなく、英語の「classic」には「長く時代を超えて規範とすべき物」という意味もあり、その為に古典派と名付けられました。

ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンが活躍した時代ですから「長く時代を超えて規範とすべき物」=「古典派」と名付けるのも当然の事と思われます。

この時代になると、王族や貴族達に支えられてきた音楽家たちの身分も変わってきます。一般聴衆に直接音楽を聞かせて、演奏会や楽譜の出版で生業を立てるような音楽家が出現しました。作曲家が本当に自分の書きたい音楽を書ける時代が始まったのです。

古典派の音楽は、今尚、引き継がれている音楽の形式が整い、ソナタ形式が発達し、バロック音楽の特徴であった通奏低音がなくなり、機能的な和声進行からなる和声音楽(ホモフォニ-)に変わったところが特徴です。交響曲、管弦楽曲や室内楽(弦楽四重奏曲など)など今日まで続く形式が完成された時代でした。

ソナタ形式とは超簡単に言えば、「提示(第1主題、第2主題)ー>展開ー>発展(第1主題、第2主題)」という音楽の形式の事です。

この形式が発展したおかげで、音楽の構成が複雑になり、最終的にベートーヴェンのように長大な曲を書く人も現れてきます。

楽器もかなり発展してきて、ピアノも現代と同じレベルになり、ホルン、トロンボーン、ピッコロなど管楽器も多彩になり、音楽自体がより高みを増した時代です。

代表的な作曲家

代表曲

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン

『オラトリオ 天地創造』

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

『レクイエム』

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

『交響曲第9番 合唱つき』

フランツ・ペーター・シューベルト

『未完成 交響曲』

③洗練された音楽へと昇華したロマン派とは

19世紀に入ると、なによりも個性や自我の自由な表現を尊重し、知性よりも情緒を、理性よりも想像力を、形式よりも内容を重んじた考え方(ロマン主義)が生まれました。文学、美術、哲学のみにとどまらず、音楽もこのロマン主義運動と連動しています。

他の音楽史の区分(バロック派など)は、後世の人物によって名付けられましたが、ロマン派音楽は、当時の音楽家自らが自分たちの主義を主張するため自主的にロマン派と名乗っていました。

古典派によって完成された音楽形式を下地にして個人的な思想や感情、あるいは憧れなどの要素を織り込んで、古典派音楽をより発展させました。作曲はいわば自己表現の手段になり「自分の考えを如何に表現するか」に重きが置かれるようになりました。

ロマン派音楽は、オーケストラの規模を拡大したとはいえ、古典派音楽から受け継がれた楽式の構造は維持しました。古典派で培われた和声音楽がこの時代で円熟し、作曲技法などが発展しました。

オペラもより発展を遂げ、ワーグナーのような楽劇も生まれてきました。ワーグナー以外でも物語を神話等に求めるのではなく、各地の民話、伝説等を題材にしたオペラが誕生してきました。

ロマン派はもう少し詳しく分類できます。

前期ロマン派

代表曲

エクトル・ベルリオーズ
フェリックス・メンデルスゾーン
フレデリック・ショパン
ロベルト・シューマン

『幻想交響曲』
『ヴァイオリン協奏曲』
『24の前奏曲』
『交響曲第3番 ライン』

新古典派

代表曲

ヨハネス・ブラームス
グスタフ・マーラー

『交響曲第1番』
『交響曲第9番』

国民楽派

代表曲

ベドジフ・スメタナ
アントニン・ドヴォルザーク
ジャン・シベリウス

『交響詩 わが祖国』
『交響曲第9番 新世界』
『交響曲第2番』

西欧派

代表曲

ピョートル・チャイコフスキー

『交響曲第6番 悲愴』

④雰囲気の表現を重んじた印象派とは

近代音楽の時代は、マネやルノワールたちに代表される美術における「印象派」が活躍した時代でもありました。そのため音楽でもこの「印象主義」に影響を受けました。

印象派の絵画のように、印象主義音楽でもそれまでの理論や形式とは別の技法を編み出し、印象派独特の雰囲気を味わうような音楽が多く作られました。主観的表現をしりぞけ、その時の印象や微妙な雰囲気を感覚的に捉えている音楽です。

印象派は何といってもドビュッシーを抜きにしては語れない音楽です。彼の天才振りがこの「印象派」を形作ったといっても過言ではありません。

気持ちが洗練されるような素晴らしい音楽を作り上げました。ラヴェルともども天才の作り上げた音楽は胸を打つ物が多くあります。

代表的な作曲家

代表曲

クロード・ドビュッシー

『前奏曲集第1巻、第2巻』

モーリス・ラヴェル

『ピアノ協奏曲』

⑤400年の歴史が生み出した現代音楽とは

音楽史的には1920年以降のクラシックを「現代音楽」と呼びます。現代アートの芸術家たちは発想が自由で、非常に独創的な音楽が生まれています。

最も前衛的な語法とされていた十二音音楽が多くの作曲家によって取り上げられるようになりました。また、あらかじめ決定された意思としての音楽を否定した偶然性の音楽などが取り上げられました。

現代音楽には、転調に次ぐ転調や、調性を持たない無調の音楽など、それまでの形式に縛られない独創的な音楽が多くあります。

個人的にはこんなものクラシック音楽と呼べるのでしょうかと首を傾げたくなる音楽も山程あります。この分野の音楽が今後どう発展していくか、楽しみでもあり、心配でもあります。

代表的な作曲家

代表曲

ジョン・ケージ

『4分33秒』

アルバン・ベルク

『歌劇 ヴォツェック』

武満徹

『ノヴェンバー・ステップス』

スティーヴ・ライヒ

『ダブル・セクステット』

まとめ

クラシック音楽と呼ばれているバロックから現代音楽までの400年を駆け足で見てきました。この間に3大B(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)やマーラー、ドビュッシーといった天才作曲家が出ては名曲を書き残し、現代までその素晴らしさを伝えています。

今後も変わりなく、その伝統が受け継がれていく事でしょう。現代音楽と呼ばれているものが今後どう発展していくかは私の想像力ではよく分かりません。しかし、印象派までの音楽は確実に永遠後世に伝えられていくでしょう。

嗚呼、素晴らしきかな、クラシック音楽!!

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