いじめ対策と解決法!日常に潜む「悪」との闘い方、逃げ道を徹底紹介!!

  • 投稿日:
  • 最終更新日:2018年09月26日
  • Shusa
いじめ被害に対する対処法と逃げ道

今いじめに苦しむあなた、そして自分のお子さんがいじめ問題を抱えている事に悩む保護者の方々、いじめは犯罪と変わらない行為です。

いじめから自分の身をどう守るか、逃げ道や対策を徹底的に考えていきましょう。今、いじめへの対策は様々な手段や方法があります。それを今回は紹介していきたいと思います。

筆者が体験したいじめ

集団無視といういじめ

筆者は、中学生の時に所属していた部活動内で集団無視といういじめを経験しました。いじめに加わらなかった事で、いじめに遭うという何とも理不尽なものでした。主犯格は二人。友達だと思っていた子でした。

結局、部活の顧問の先生に相談して、部活をやめるという形をとり、相手側にも厳しいぺナルティを与えてもらった事で、解決に至りましたが、今の時代こういう対処で解決できる例はなかなか珍しくそんな簡単なものではないと筆者は考えます。

信じたくはありませんが、担任の先生等が自らいじめに加わるなんていうケースもあります。本当に今のいじめは厄介で陰湿、そして限度を知りません。

担任・学校・PTAに相談はNG!

いじめ被害に遭ったら大体最初は担任や学校に相談するのが常かもしれません。しかし今は担任や学校、はたまたPTAにまで問題を持っていってしまったらかえっていじめを悪化させてしまう事も!上記に示したように、筆者のように先生に相談して解決方法に持っていけるケースはごく稀だといっても過言ではないでしょう。

なぜなら筆者が中学生の時よりも、今のいじめは陰湿化して手口も巧妙です。 そして現代では、担任の先生自らがいじめに加担するケースも少ない事ではありません。ここで、被害者側が学校でしてはいけない3つのポイントを紹介したいと思います。

被害者側が学校でしてはいけない3つのポイント!

①加害者と直接的に話し合うのはNG
直接的に話し合って解決するならいじめなど最初から起きていないでしょう。しかも加害者側が学校側に「チクった」などと思い、被害者側が更なる辛いいじめに合うことも0ではありません。

②ホームルームで話し合うのはNG
まず、被害者側のプライバシーの問題が大きくなってきます。「いじめに遭っている」などと自分で再認識するようなのものです。心理的負担が大き過ぎます。また、1と同じでいじめを助長させる事にもつながりかねないでしょう。

③相手の保護者を呼んでの話し合うのはNG
これが一番厄介です。たいていの親は自分の子供がいじめの加害者であるなどと認めたくはないでしょう。“モンスターペアレント”なんていう言葉もあるくらいですから、「うちの子が加害者なわけがない」「被害者に落ち度があるのでは」などと言ってくる親がいる事は可能性として大です。

加害者側の親が自殺するケースも

反対に加害者側の親として、罪の意識を持ちすぎてしまい「何故、子供がそんな事をするのかわからない」「子供と話しても、全くいじめをやめる気配がない」最悪の場合としては「子供の気持ちがわからない」と加害者の親が心理的ストレスやダメージを追い、心の病気にかかってしまったり、被害者が最悪自殺でもしようものなら、罪の意識を感じて自殺してしまう、といったケースもないわけではありません。この3つは絶対にやめましょう。

筆者の意見としましても担任・学校・PTAにいじめ問題を相談するのはあまりお勧めできません。

では、どのようなものが解決策となっていくのでしょうか?それをご紹介していきたいと思います。

いじめが初期段階の場合

いじめの初期段階

初期段階とは、からかい・ふざけ合いのような遊び合い、じゃれあいと近いような段階の事を想定します。この延長線上がいじめというものになりうるのです。

当事者が、からかいなどで少しでも不快感を感じたら、それはいじめの初期段階と認めていいと思います。

やめてほしいという自分の意思表示を示す

些細なからかい、ふざけ合いで当事者が少しでも不快感を感じたら、まず「やめて!」と自分の意思表示をはっきりと伝えましょう。「あなたのした事でこんなに不快を感じている」「傷ついている」という事を正確に相手に伝えましょう。

「NO!」と言えれば後々の当事者のあなたの勇気にもつながりますし、いじめの芽を早い段階で摘み取る事ができます。本人達同士で解決できる事もあり得ることだと思います。

いじめが中期段階の場合

いじめの中期段階

中期段階とは無視、仲間はずれなどの当事者が明らかに「いじめだ!」と感じる段階の事を想定します。直接的に身体などに傷はつけられていないけれど、存在を否定されるようなものの事です。

言わば、犯罪には達しないけれどもいじめだと感じる段階の事です。

まず親にSOSサインを出してみる

いじめを受けている当事者の子は勇気を持って親に話すという心をまず、持ってもらいたいと感じます。「そんな事できるわけないじゃん!」と、今いじめを受けている当事者の子は思うかもしれません。実際、筆者も親には心配をかけたくないという思いから話せませんでした。

しかし、親に話すという勇気がまずあなたの第一歩につながる、そうは思いませんか?話すのが無理なら、SOSサインをたくさんたくさん出すのはどうでしょう?「学校に行く前になると調子が悪くなる」「学校の話をしたがらない」明らかに「学校に行きたくないのだ」というSOSサインをたくさん発するのです。

そして、そのお子さんのSOSサインを親御さんも見逃さないで下さい。学校に行かない事は今の時代、恥ではないのです。

ある日突然、自分の子供が自ら命を絶ってしまうのと、学校に行かないという選択肢をとる、あなたが親御さんならどちらをとりますか?子供さんの心にどうか寄り添ってあげて下さい。SOSサインを出せた事を、誇りに思ってあげて下さい。

そして、当事者の子も、もっともっと周りの大人を頼っていいのだという事を、その心を忘れないでほしいです。

犯罪レベルに達するいじめの場合

犯罪レベルのいじめ

教科書などの持ち物を盗まれる、持ち物にいたずらをされる、金品を要求される、衣服を脱がされる、暴行を受けるなど、もういじめと言うより犯罪に近いものを感じる場合の事を想定します。

命の危険を感じるレベルと言っていいでしょう。

探偵を雇う

「えっ!?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、いじめが社会現象のようになっている今、“いじめ探偵”なるものが存在するのです。数々のいじめ事件を解決してきた伝説のいじめ探偵と呼ばれる人もいます。本を出している探偵さんもいらっしゃいます。

まず、始めにいじめを受けている本人や親御さんからいじめを受けているので調査をしてほしい等の依頼があり、そこから探偵はいじめの実態を調べ、いじめの被害を受けている事がわかるいじめの証拠を集めます。調査の方法は主に尾行や張り込みです。親御さんの目が届かない行き帰りなどに探偵は目を光らせます。

SNSを使用したいじめ

そして、今の時代にはSNSを使ったいじめというものもあります。このケースは従来のいじめ調査とは異なった調査方法と、また時間も必要になり、いじめを受けている本人がどういったSNSを使っているのかによっても取れる手段が変わってくるのです。いじめを受けているという物的証拠を掴む為にも探偵を雇うという方法はとても有効なように筆者は感じます。

NPO法人を立ち上げていじめの問題に取り組んでいる探偵さんもいらっしゃるので、探偵事務所に1度電話をかけてみる事をお勧めします。

警察に相談してみる

いじめでは、警察は動いてくれない。そう思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし法の改正などで今の時代、いじめで警察は動いてくれるようになりました。

「教科書等の所持品を盗む」のは窃盗罪にあたり、「自転車をわざと破損させる」のは器物損壊罪等にあたります。「現金等を巻き上げる」のは恐喝罪になりますし、「性器を触る」等は強制わいせつ罪にあたります。「プロレスと称して押さえつけたり投げたりする」のも暴行罪になります。

それぞれ最高でも10年以下の懲役、または50万円以下の罰金という重い罪が待っているのです。いじめは間違いなく立派な犯罪です。物的証拠があれば、尚いいでしょう。上記のようないじめを受けたら、迷わず警察に相談してみましょう。

弁護士に相談する

今の時代、弁護士もいじめ相談に乗ってくれる時代です。弁護士は、守秘義務の元で相談者から事情や要望を聞き、相談者と一緒に適切な解決方法を考えてくれます。いじめが犯罪行為に達した時、相談するのは警察が有力ですが、弁護士はどんな場合でも相談するのに有力だと言われています。解決方法としては、事案に応じて1、相談者が自ら動く2、弁護士が相談者の代理人となって交渉する3、弁護士が相談者の代理人となって裁判する4、刑事告訴する5、適宜1~4を組み合わせた対応といったものになります。

そして、弁護士は必要方法に応じて証拠の収集などのアドバイスをくれる事もあります。命に代わる大切なものなどありません。どうか死を選ぶ前にSOSを出す勇気を!

いじめの相談に電話で乗ってくれる機関

  • 24時間子供SOSダイヤル
    0120-0-78310
  • 弁護士会の子どもの人権相談窓口
    東京03-3503-0110(地方により番号が異なります)
  • 法務局・地方法務局子どもの人権110番
    0120-007-110
  • 都道府県警察の少年相談窓口
    東京03-3580-4970(地方により番号が異なります)
  • 児童相談所全国共通ダイヤル
    189
  • 一般社団法人日本いのちの電話連盟
    東京03-3264-4343(地方により番号が異なります)
  • 18才までの子どもがかける電話チャイルドライン
    0120-99-7777

環境を変える事

環境を変えていじめから脱却

上記で書いたようにはやりたくない・・・、事を大きくしたくない・・・、心の傷があるので環境を変えたい・・・そのような考えの、いじめを受けている当事者や親御さんもいらっしゃるでしょう。まず、心の傷がある程度癒えるまで休養、そして転校する、通信制の学校にするなどの選択肢もあります。環境を変えるのもとても大事な事です。何も今、通っている学校だけが学校というわけではありません。

環境を変えて、初めて何かが見つかるということもあります。 そして、同じような傷みを抱えた仲間に、環境を変えることで出会える事もあります。学校に通わない事は恥ではないのです。その人に合った様々な選択肢というものがあります。今の環境とは全く違った所に行きたいという方は下記の場所を参考にしてみて下さい。

フリースクール

フリースクールはずばり社会において「不登校の子供の居場所」という役割を担っています。いじめや何らかの問題で不登校の子供に対して学習活動、教育相談、体験活動等の活動を行っている民間施設の事をさします。

平成27年度の文部科学省の調査では全国で474の団体・施設が確認されています。

フリースクールのメリット

学校は1時限目、2時限目、3時限目、というように時間割通りに児童が授業を受けていくのが当たり前となっていますが、フリースクールではプログラミングや音楽、ダンス、食育、アニメ、そして学業等の事を生徒達自らが発案し、そしてどのプログラムに参加するかという事を一人一人の意志に委ねています。全てのプログラムに参加する子もいれば、自分が参加したいプログラムを選んで、後はフリースペースでトランプやゲーム、ギターを弾きつつ時間を過ごす、などという子もいます。こういう光景がフリースクールでは当たり前の光景なのです!

フリースペースでは異年齢の子が一緒に年齢関係なく遊ぶという光景も見られますので、友達も年齢という垣根を越えた仲間ができる、などの点が大きなメリットです。

筆者の友人がフリースクールの教師をしているのですが、本来の学校と違う様々な子供達の側面が見られて、一教師としてすごくやりがいを感じているそうです。フリースクールというものの存在をもっと早くに知っていたら、私も通いたかったな!なんていう事を話していました。

フリースクールのデメリット

いい点があれば、その反面、良くない点が出てくるのは避けられない事で、フリースクールに通う為の3つのハードルというものがあります。この3つのハードルをこれから紹介していきたいと思います。

1.フリースクールの数が足りない

1つ目は希望する生徒に対して、フリースクールの数が足りていないという現状です。学校に通う児童が授業が終わってから通う、学童保育というものがありますが、その数が全国で2万箇所あるのに比べフリースクールはわずか400~500箇所しかありません。子供達が気軽に利用する為には場が近くにあって通いやすいというのが重要になってきます。

そう考えるとまだまだフリースクールは数が足りず、場が少ない為に人が集まらず、設立や維持も難しくなり、場が増えないという悪循環は特に地方では深刻な問題となっているのです。

2.経済的な負担をしなければならない

2つ目は経済的な問題です。フリースクールは、原則として公的な支援がありません。なので、親が負担しなければならないという問題にも直面します。

文科調査によると月会費は33,000円で私立中学校によりは安いですが、やはり無料の公立中学には適わない現実があります。

3.心理的なハードル

3つ目はいじめ等により不登校になってしまった当事者の心理面のハードルです。ここには「フリースクールに行ったら、自分が本当に不登校になってしまうから」というような当事者の大きな心理的ハードルがあります。「不登校なんて許されない」「立ち直って頑張らなければいけない」というような心の葛藤です。

人それぞれその種類は違うものの、これは当事者にとって一番大きなハードルなのかもしれません。

オルタナティブスクール

オルタナティブスクールとは、オルタナティブ教育を取り入れた学校の事で、主にヨーロッパ、アメリカの哲学的思想をもとに発展していっています。

特徴として、個人を尊重し、子供達が本来備えている探求心などに基づいて自立的に、主体的に、学習・行事等が展開されていくように、カリキュラムが組まれている事が多いです。

大人は教師という概念ではなく、あくまでも子供達をサポートするスタッフという考えが根底にあるのも特徴です。

オルタナティブスクールのメリット

子供が主体となる学び、自発的学習を支援する、個性を尊重する、体験型学習が多い、少人数で異年齢の子供とも活動する、などのメリットがオルタナティブスクールにはあります。

フリースクールと一見似ているような感じも受けますが、一般的にフリースクールはいじめなどで不登校や引きこもりになった子供の日中の居場所という意味合いが強いのに対して、オルタナティブスクールはその運営制度、進級制度、教科科目などに重きを置き、その理念や教育法に共感を持った子供達が集まる場所といった違いがあります。

筆者は先日テレビで初めてオルタナティブスクールの存在を知り、生徒達の生き生きとした姿にとても心魅かれるものがありました。子供達が自分の意見をはきはき言える、そこにも日本の教育制度とは全く違ったものを感じました。

オルタナティブスクールのデメリット

デメリットとしては、無認可である、上級校がない、あとはフリースクールと同じく、学校の数が少ない、通う費用が公立の中学などに比べて高額であるという4つの問題点に直面します。

そして、オルタナティブスクールと一概に言ってもその学校によって、理念や教育方針などは様々に違います。必ず見学や体験をしてからどの学校にすべきか、検討する事をお勧めします。

親子でよく話し合い、本人の納得の上、入学するかどうかというものを決定していきましょう。

海外に比べ日本は遅れている!

いじめ対策が進む海外

その他にも、学校ではなく、家庭を中心に親が子供を教育する、“ホームエデュケーション”というものもあります。しかし、これは家で教科書やドリルなどをひたすら解いていくというような教育手段ではなく、子ども自身がカリキュラムを決め、自主的に学んでいくというものなので、そこを勘違いしないよう、親御さん達はご注意を!!

フリースクール、オルタナティブスクール、を中心に紹介していきましたが、これらの学校以外の教育現場はまだまだ日本では圧倒的に海外などに比べ、社会に浸透していないような感じを筆者は受けます。

色々な選択肢がある

事実、筆者の友人がフリースクールの先生になったという事を聞くまで、フリースクールとは何ぞや?という感じでしたし、オルタナティブスクールに関してはテレビで観るまで筆者は全く知りませんでした。

これは、「学生は学校に通うものだ」という日本の昔からの風潮がそうさせているように感じます。

日本の社会そのものが、もっともっと多様性を深めていくべきだと思います。「選択肢は1つではない」「選ぶ手段はたくさんある」子供達が自ら自分の道を決められる社会を大人が作っていくべきだと筆者はそう感じます。

そして現在いじめを受けているあなた、いじめを受けるのは決してあなたが悪いわけではないのです!いじめを受けるというのは決して恥ずかしい事なんかではないのです。あなたには、あなたという個性がちゃんとあります。

自分に自信を!勇気を!そして誇りを持って生きてください!!

加害者側の要因

今、いじめで自ら命を絶つ若者が後を絶ちません。SNSの普及で、今のいじめは本当に陰湿化していると聞きます。自殺に追い込むまでいじめ抜くというのは、もはやもういじめという言葉ではなく殺人に近いように筆者は感じます。

そしていじめでは被害者の情報の方がクローズアップされがちですが、加害者側の情報の方にももっとマスコミ等は焦点をあてるべきだと思います。確かにいじめは加害者側が100%悪いと筆者は思います。しかし、産まれたときから人は皆、残忍な事ができる人間だったわけではありません。加害者側にも育った環境など、1人の人間を死なせてしまうまで、その衝動に走らせてしまうまでの要因が必ずあるはずです。

マスコミや社会・大人が声高らかに!

そして、いじめには大きいも小さいもないのではないかと筆者は常々感じています。実際、今40才近い筆者ですらもいじめを受けていた頃の事を夢に見て、泣きながら飛び起きる事もあります。

人の心を破壊してしまう、いじめというものをもっと大人や社会が色々な立場から見ていくべきです。そして、いじめを受けている子供のSOSを見逃さない事が筆者は一番大事だと思います。

大人が、マスコミが、社会全体が、手を取り合っていじめというものを考えていく、それが今という時代なのです。

終わりに

以上、いじめというものについて書いていきましたが、如何でしたでしょうか?今、いじめを受け悩んでいるあなた、そしていじめを心配する親御さん、どんな道を選んでも間違いという事はないのです。

一番の間違った選択肢は当時者が「死」を選んでしまうという事だといじめを受けた当事者であった、筆者はそう思います。

いじめの心の傷というのはなかなか癒えないものだと思います。でも時間が流れる限り、「辛い今」も必ず「過去」になりうるのです。

生きて、生きて、生き抜いて「やっぱり生きていて良かった」と笑ってほしい。それが、今の筆者の切実な願いです。

関連記事

”ライフハック”の記事一覧(10件)

新着記事(5件)