世界一大卒初任給が高い国ランキングTOP20!!

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  • 最終更新日:2018年09月20日
  • yasu

給料額は主に国の物価で決まります。
世界の物価を比較する時によく使われるのが超巨大バーガーチェーン『マクドナルド』のビックマックのお値段です。マクドナルドは世界共通のファーストフードですから、比較するとその国の物価が分かるとされています。

世界は広いです。地球には196もの国があります。
その中で世界一初任給の高い国とはどの国なのでしょうか?!

世界大卒初任給ランキングTOP20

大卒初任給ランキング

世界の大卒初任給のランキングと、その国のビッグマックの価格を見て行こうと思います。・物価・給料・税金はセットなので各国の物価や税金事情なども含めてお伝えしてみたいと思います。

20位 日本の初任給

日本の初任給

大卒平均初任給:約20万6千円
大学進学率:63.24%
人口:約1億2千700万人

2018年日本のビックマックは390円

1950年に100円だったものは現在では約820円ほどの価値になっているとされています。単純に考えても日本の物価は約70年の経過で8倍になっています。

1950年から1990年にかけて物価は上昇傾向にあり、高度経済成長やオイルショックなどがありインフレが進んでいました。 1990年から物価はそれほど上昇していません。給料は物価によって決まるため、日本の物価は安定傾向にあると言えるでしょう。

厚生労働省賃金構造基本統計調査では、調査が始まった1968年大卒初任給は月給3万600円。その後も増え続けた大卒初任給は90年代以降、20万円前後で安定しています。

19位 韓国の初任給

韓国の初任給

大卒平均初任給:約30万円
大学進学率:93.26%
人口:約5127万人

2018年韓国のビックマックは約460円

大卒初任給も高額なのですが、これには理由があるのです。

韓国では大企業間で引き上げ競争をしてスペックの高い学生を採用するため、初任給が高くなっている傾向はあるのですが、高額な初任給を受け取ることができるのは大卒者のおよそ半分と言われています。

そしてもうひとつは、大卒初任給には1年間の一時金が含まれている点です。韓国の大卒初任給は1年間の一時金と12ヶ月の月給を合算したものを月単位に再計算したものなのです。

日本の大卒初任給と比較は出来ず、仮に日本の大卒初任給にも一時金と言うものがあれば、足して再計算すると韓国の大卒初任給より高額になるようです。

18位 ベルギーの初任給

ベルギーの初任給

大卒平均初任給:約30万2千円
大学進学率:74.56%
人口:約1132万人

2018年ベルギーのビックマックは約560円

ベルギーはヨーロッパの国です。ヨーロッパに税金や物価の安いイメージがある人は少ないのでは?!と思います。当然その通りでベルギーの標準税率は21%です。レストランなどでの外食には21%の消費税を支払うようになりますし、所得に対して25%から50%の課税制度があります。所得の半分は税金と言うことも普通にあるわけです。

その分社会保障制度や教育、インフラなどを充実させることで国民に還元しています。

物価と税金の高さがそのまま高額な初任給となっています。

17位 オランダの初任給

オランダの初任給

大卒平均初任給:約30万9千円
大学進学率:80.36%
人口:約1718万人

2018年オランダのビックマックは約500円

オランダは所得にもよりますが、所得税は40%~50%とベルギーよりも高いくらいの数字です。 やはりヨーロッパの国だけあり税金がとても高いため、日本の消費税額が可愛く思えるほど。

消費税は19%と日本の2倍以上。オランダ以外のヨーロッパ諸国ではもっと高い国はゴロゴロあります。 消費税は物によって税率が異なっているのが特徴。生活必需品の食品などは、付加価値税として6%になっています。 それ以外はほぼ19%です。

ベルギーと同じく物価と税金の高さがそのまま高額な初任給となっています。

16位 オーストリアの初任給

オーストリアの初任給

大卒平均初任給:約32万2千円
大学進学率:83.46%
人口:約880万人

2018年オーストリアのビックマックは約460円

オーストリアは国土のほとんどが山や丘陵地、谷、湖などに包まれる自然豊かな国、永世中立国です。小国ながらかなりの経済大国。 

観光立国的なイメージですが色々な産業があります。

物価もヨーロッパでは高い方で税金の天引き率はヨーロッパでは6番目、食料品はデンマークの次の2番目、人件費はベルギーの次に高いという国の統計があり、税金と物価の高さがそのまま高額な初任給となっています。

15位 クウェートの初任給

クウェートの初任給

大卒平均初任給:約32万4千円
大学進学率:32.57%
人口:約428万人

2018年クウェートのビックマックは約800円

石油大国だけありひとり当たりの総国民所得は15万ドル(約1500万円)を超えるとの説があるほどの超富裕国。教育や医療が無料で税金がないことが特徴でもあります。

オイルマネーを背景とする充実し切った社会福祉制度があり、国民の生活水準は世界一なのかも知れません。

国民の94%が国家公務員か国営企業に勤めていて石油の力で国民皆が裕福でいられる国、それがクウェートです。

14位 アイルランドの初任給

アイルランドの初任給

大卒平均初任給:約33万9千円
大学進学率:83.53%
人口:約476万人

2018年アイルランドのビックマックは約550円

タックスヘイブン(租税回避地)の国であり、グーグルやアップルも節税対策として進出しているほど。

世界の中でも住みやすい国TOP10の常連国であり、人口やGDPも年々増加を続けていて、年収は日本の約2倍という水準にあります。 データを見ると経済成長は2014年以降右肩上がりとなっており、ヨーロッパの中で成長を続けている国と言えます。

経済の良さがそのまま初任給に反映されています。

13位 カナダの初任給

カナダの初任給

大卒平均初任給:約34万2千円
大学進学率:データなし
人口:約3650万人

2018年カナダのビックマックは約580円

暮らしやすい国ランキングでは常に上位ですし、カナダは世界でも裕福な国のひとつ。

カナダの国土は日本の約27倍の約1000万平方キロメートル。ロシアに次ぐ世界第2位の広さです。人口は約3650万人と日本の三分の一以下。圧倒的と言えるくらい人口密度は低い国と言えます。

そんなカナダを支える経済は健全かつ質実剛健と言うべきもの。

人口が少ない上に健全な経済。高額な初任給も健全で質実剛健な経済の上に成り立っていると言えそうです。

12位 フランスの初任給

フランスの初任給

大卒平均初任給:約34万4千円
大学進学率:65.26%
人口:約6718万人

2018年フランスのビックマックは約570円

フランスには日本の消費税にあたる付加価値税というものが設けられています。商品に20%の税金がかかります。これだけでもフランスの物価はそのぶん高くなっています。

ヨーロッパはどの国も20%前後。しかし社会保障の充実によって国民に還元しています。例えばガンになったら国が負担してくれ、病院への往復タクシー代も請求すれば出してくれます。学費は幼稚園から大学卒業まで無料が基本。 消費税20%はいまやヨーロッパの常識になっています。

物価と税金の高さがそのまま高額な初任給となっている、ヨーロッパ諸国の例に漏れずフランスもそうでした。

11位 フィンランドの初任給

フィンランドの初任給

大卒平均初任給:約35万3千円
大学進学率:86.99%
人口:約550万人

 

2018年フィンランドのビックマックは約620円

北欧の福祉大国ですが、税金の高さで世界的に知られています。フィンランドは国民負担率65%くらいです。日本は国民負担率42%ほど。フィンランドでは日本より税金や社会保険などの費用が収入に対し、1.5倍になるということです。

大ざっぱですが日本でサラリーマンをやり毎月収入が30万円、様々な税金や保険料で毎月13万取られたとすると、フィンランドでは20万円取られることになります。 日本との比較では日本は厚生年金の負担率を従業員と雇用主が半々で負担しますが、フィンランドでは従業員が約25%、雇用主が約75%を負担しています。

フィンランド企業は人を雇うコストが高く、フィンランド企業が年金財源の大部分を担っています。 社会保障制度を充実するためには高い税金が必要なので、初任給も高額と言えるでしょう。

10位 イギリスの初任給

イギリスの初任給

大卒平均初任給:約35万9千円
大学進学率:57.29%
人口:約6565万人

2018年イギリスのビックマックは約490円

イギリスは物価が高いとよく言われていますが、ヨーロッパ圏以外の人は実感として確かに高く感じる人が多いようです。

日本の消費税にあたる付加価値税は20%です。しかし社会保障制度は手厚く「ゆりかごから墓場まで」の有名な言葉通り、他国に比べ福祉の手厚さはかなりのもの。

超低所得者や高齢者、障害者へかなり優遇された制度となっています。物価と税金の高さがそのまま高額な初任給となっているヨーロッパ諸国の代表的な国です。

9位 アラブ首長国連邦の初任給

アラブ首長国連邦の初任給

大卒平均初任給:約36万7千円
大学進学率:36.85%
人口:約927万人

2018年アラブ首長国連邦のビックマックは約420円

7つの首長国によって構成される連邦国家です。政治のアブダビ、経済のドバイと言われますが、アブダビとドバイ以外は国際社会で著名ではありません。

主に石油と天然ガスで潤された経済は、国民への手厚い社会保障制度を生み出しました。教育は無料ですし所得税がないことが特徴のひとつ。高給の公務員への登用が多く労働人口の多くが公務員によって占められています。

お金持ちの国ドバイを擁しているアラブ首長国連邦ですから、これくらいの初任給は当然なのかも知れません。

8位 オーストラリアの初任給

オーストラリアの初任給

大卒平均初任給:約38万6千円
大学進学率:121.86%
人口:約2460万人

2018年オーストラリアのビックマックは約520円

オーストラリアの労働環境は天国と呼んでも差し支えないくらい充実しています。
最低賃金が約17ドルと日本円にして1700円以上ですし、給料水準も世界的に高く年収が1000万円を超える人も多数存在しています。

退職金がオーストラリアでは給料の約10パーセントを会社が雇用者に積み立てをする義務があって、職場が変わっても同じ口座に積み立て続けます。
仮に生涯年収が3億だった場合は約10%の約3000万が積み立てられる計算になるのです。このように労働者に優しい環境があってこその高額な初任給と言えます。

7位 スウェーデンの初任給

スウェーデンの初任給

大卒平均初任給:約39万4千円
大学進学率:62.28%
人口:約1012万人

2018年スウェーデンのビックマックは約680円

北欧の高福祉高負担国として有名なスウェーデンですが、高負担で高福祉を行っているため、給料も物価も高くなっています。

所得税は年収550万以上の人は所得税率が約51%に設定されていて、それ以下の所得の人は約30%。日本でこれをやったら働く気を失うでしょう。 スウェーデン人は貯蓄がほとんどないとのデータもあるようなので、給料は高い代わりに税金はガッポリ持っていかれるというのが本当の所ではないでしょうか。

高い社会保障の恩恵を受けことができる国ですが、税金の桁外れの高さはやはり北欧ならでは。高額な初任給もかなりの額が税金となります。

6位 カタールの初任給

カタールの初任給

大卒平均初任給:約41万3千円
大学進学率:15.42%
人口:約267万人

2018年カタールのビックマックは約400円

クウェート、アラブ首長国連邦と同じく中東の産油国であり、豊富なオイルマネーを背景とし国民は所得税がかからない上、 医療費、電気代、電話代が無料、大学を卒業すると一定の土地を無償で借りることができ10年後には自分のものとなるなど裕福さは産油国ならでは。

2022年にはFIFAワールドカップが開催されることが決まっています。

中東の時代を体現している感があり、高額な初任給もお金持ちの国ならではでしょう。

5位 ドイツの初任給

ドイツの初任給

大卒平均初任給:約43万3千円
大学進学率:66.28%
人口:約8274万人

2018年ドイツのビックマックは約530円

ドイツの税金はヨーロッパの他の国と同じく高いです。

ヨーロッパは成熟した社会。長い歴史と国と国との競争から貧富の差を是正し、社会インフラの整備をしています。教育は大学まで基本無料ですし、国から学生への支援金も出ます。返済不能になったら返済を一切免除してもらえるし、ある一定上借りたらそれ以上は返済しなくても良い。

生活保護も理由があって申請すれば老若男女受け取ることが出来ます。すべては鬼のような税金があるからそこの恩恵なんです。

ドイツの初任給が高額なのも、鬼のような税金の高さがあってこそと言えるでしょう。

4位 ノルウェーの初任給

大卒平均初任給:約48万円
大学進学率:80.55%
人口:約526万人

2018年ノルウェーのビックマックは約690円

ギネスブックで「最も税金の高い国」として紹介されたことがあるほど税金が高く、追加個人税などで所得の100%を超える税金が課税されることがあるほど。北欧の高福祉高負担国です。

世界幸福度ランキング1位、世界一暮らしやすい国1位がノルウェーという国ですが、桁外れの税金の高さがありながらも1位なのは、社会インフラが整っているため生活は保証されているという安心感が大きいのです。

鬼のような税金の高さよりも生活の安心感を選んでいるのがヨーロッパですし、特に北欧の高福祉高負担国です。

初任給が高額なのは当然と言えるでしょう。

3位 アメリカの初任給

アメリカの初任給

大卒平均初任給:約48万5千円
大学進学率:85.80%
人口:約3億2775万人

2018年アメリカのビックマックは約590円

アメリカの労働環境ですが、能力主義社会のため良い雇用条件を得られるよう自分の能力を企業にアピールして、時には給与交渉も自分自身で行うのが一般的です。

経営陣の頭のなかには常に会社の将来像があり、それを実現させるために常に人材の新陳代謝を行います。3年後に会社の主力となる商品の開発に欠かせない社員には高額の年収を提示し、3年後に存在していない斜陽部門の社員には年収の減額や解雇を通知するという極めてシビアな世界がアメリカの企業です。

アメリカの新卒年収は日本の2倍以上。理系専門職が上位を占めていて、コンピュータサイエンス、エンジニアリング、数学あたりが特に高額の給料を得られるようです。しかし2016年アメリカの新卒就職率は49パーセントと半分以下です。
100人中97人が就職できる日本と100人中49人しか就職できないアメリカ。

優秀な人材のみ採用するところに能力主義のアメリカ大卒初任給の高額な理由があるようです。

2位 デンマークの初任給

デンマークの初任給

大卒平均初任給:約53万4千円
大学進学率:81.06%
人口:約578万人

2018年デンマークのビックマックは約550円

デンマークの平均年収は日本のおよそ2倍ですが、食料品も含めてすべての商品に25%の税金が課せられています。世界一の税金国とも呼ばれています。

所得総額が約580万円以下は平均して25%の税金を支払い、さらに住民税が平均25%、医療付加税が8%の合計最大では58%もの税金が課せられます。

さらには自動車税は一台あたり180%の税率が課せられます。そしてCPRナンバーという国民総背番号制度が取り入れられ、脱税できないよう厳しく管理されています。

ただし医療費、出産費、教育費が基本的に無料。街はバリアフリーが行き届いており、小さい子どもを連れた親やお年寄りでも安心して外に出られます。老後の資金、生命保険、国民年金、厚生年金、預金は必要のない国です。 こうしたサービスが充実していることから、国民は高額な税金を受け入れ高福祉国家として世界的に有名なのです。

高額な初任給も当然と言えるでしょう。

1位 スイスの初任給

スイスの初任給

大卒平均初任給:約73万2千円
大学進学率:57.87%
人口:約842万人

2018年スイスのビックマックは約750円

1位は予想通りスイスになりました。物価が非常に高い国として有名です。

それにしてもスイスはなぜ物価が非常に高いのでしょうか?

海産物の輸送費、他国からのエネルギー供給費、永世中立国の立場などで、自国防衛にかかる軍事費などが物価に反映され物価高を引き起こしています。そして永世中立宣言をしているスイスは、軍事や外交的な安定感が他国からの信頼を呼び、守秘義務が非常に堅いといわれるプライベートバンクが多数存在します。信頼維持のために人材や設備に多額の投資が必要ですから、物価上昇を引き起こす要因にもなっています。

戦争に中立な立場をとり、自国の美しい自然を大切にし、必要なことのためには高い税金止むを得ずとし、信頼を守るために努力する国民性は素晴らしいと思います。

物価の高さが高額な初任給となっているのがスイスです。

※参照記事:ZUU online・ 新卒が希望する「初任給額ランキング(世界)」
グローバルノート・世界の大学進学率 国際比較統計・推移

おわりに

税金と物価の高いヨーロッパ圏の国が多くを占めました。オイルマネーで潤う中東の国の裕福さには羨ましい気持ちさえ感じます。

そんな中、日本と韓国がTOP20に入ったのは驚きでもありました。大卒初任給を知ることで世界の税金事情や物価事情も分かります。世界を知る上で生活に密着した大切なことですから。

この記事で世界に対してのイメージが拡がってくれれば幸せに思います。

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