ビジネス社会で役立つ「7つの習慣」とは!!
- 投稿日:
- 最終更新日:2017年10月04日

世界で1500万部のベストセラーとなった、
「7つの習慣 成功には原則があった」(キングベアー出版)
が出版され10年以上経っても今のビジネス社会に必要不可欠な考え方が学べます。
いまさらながら7つの習慣をご存知でしょうか?
聞いたことはある。
習ったかも?なんて声が多く聞かれたので紹介します。
7つの習慣とはこれから就職を希望される方、
第二の人生を歩こうと考えている方、
休職中から復帰する方など夢を追いかけている方にとって知っておいて損はしないと思います。
ビジネス社会でやってはいけない七つの悪習慣
第一の悪習慣:”人のせいにする”
- 「自分の問題を会社や上司親や友人、国、政治のせいにしてしまう」
- 「誰かに怒鳴られたら怒鳴り返す」
- 「やりたいようにやる」
責任から逃れることばかりに思考が向いています。
何事においても自分を取り巻く環境や周囲の人々のせいばかりにし、被害者意識で主体性を発揮しません。
第二の悪習慣:”目的を持たないで始める”
- 「計画も立てなければ、目標もない」
- 「今さえ楽しければそれでいい」
- 「先の事はわからないし、考えても仕方がない」
先のことは分からないし、目的や意義を考えることを避ける傾向があります。
第三の悪習慣:”一番大切なことを後回しにする”
- 「いつもだらだらしている」
- 「家に帰ればまずテレビを見て、それから何をするか考える」
- 「大切なことに取りかかるのはいつも直前になってしまう」
優先順位を自分で決めることができません。
肝心なことを後回しにしてしまいます。
第四の悪習慣:”勝ち負けという考え方”
- 「他人に負けるなんて許せない」
- 「負けるぐらいなら、先に負かす」
- 「負けそうになったら、一緒に引きずり下ろす」
相手を蹴落とそうと、自分が利益を得ようという思考ばかりが先行し、他人と比べる世界に生きています。
第五の悪習慣:”まず自分が話し、それから聞く話をする”
- 「言いたいことは言わなければ損」
- 「必ず先に主張する」
- 「人の話は面倒だから聞くふりをする」
- 「相手が話している途中で、自分が話し出す」
相手のことを理解しようとしません。
自分の理解ばかりを求め、問題を究明せずに指示や愚痴ばかりを発します。
第六の悪習慣:”頼れるのは自分だけ”
- 「妥協するくらいなら、一人でやったほうがまし」
- 「しょせん自分は人と違うんだから、一緒にやってもうまくいくはずがない」
- 「いつも自分の意見が正しい」
自分の意思や考え方に固着し、相手の価値観などを尊重しません。
自分の価値観を一方的に押し付け、クローンをつくり出そうとします。
第七の悪習慣:”自分をすり減らす”
- 「忙しすぎて、身体を鍛えたりする時間がない」
- 「忙しすぎて、勉強したりする時間がない」
- 「そもそも、勉強も運動も面倒くさい」
欠けた刃では本来の役割が果たせないように、
自己に欠けた部分をそのままにしていては、
成長どころか、自分の役割を果たすことができません。
いかがですか?
思い当たることはありましたか?
それでは次に
ビジネス社会で行うべきの七つの良い習慣
第一の良い習慣:”主体性を発揮する”
- 「自分の行動を周りの状況からではなく、自分の選択から決める」
- 「その行動に常に責任を持つ」
- 「さらには、自分自身の人生に責任をとる」
人に管理されるのではなく
率先して指導権を持ち、変化に上手く対応し、
感情をコントロールしながら主体性を発揮します。
第二の良い習慣:”目的をもって始める”
- 「まずは、目的地をどこかはっきりさせる」
- 「そして現在地から目的地へ至る方法を計画する」
個人でも組織でも仕事の目的を把握することで、これからの行動が明確になります。
目的を明確にすることで、責任感も生じます。
第三の良い習慣:”重要事項を優先する”
- 「仕事の業績・結果を向上させる行動を優先的に行う」
- 「重要ではない活動は、減らすかなくす」
重要なことを優先し、“今すべきこと”に順位を決めて、計画・実行します。
第四の良い習慣:”WinーWinを考える”
- 「全員を満足させる案を考える」
- 「人生を競争ではなく、協力する舞台と考える」
相手を尊重し、お互いの利益を考えることができます。
“私”ではなく”私たち”という観点からものを見ることができます。
常により良い人間関係を築くことに力を注ぎます。
第五の良い習慣:”理解してから理解される”
- 「まず、相手の話を聞く」
- 「答えようとして聞くのではなく、理解しようとして聞く」
真のコミュニケーションを通して人間関係を構築します。
相手を理解すれば配慮が生まれ、相手に理解してもらえれば勇気を得ます。
第六の良い習慣:”相乗効果を発揮する”
- 「お互いが満足する解決策を見つけるまで話し合う」
- 「違う意見を得ることが、人間関係の利点だと考える」
相乗効果を上手く実現し、新たな価値を生み出します。
相違点を賞賛することで相手を尊重し1+1の答えを無限に大きくしていきます。
第七の良い習慣:”刃を研ぐ”
- 「継続的に運動をする」
- 「自分を高める本を読む、勉強をする」
- 「社会の人材育成に力を入れる」
肉体、知性、社会、精神といった人生の基礎となる4つの分野で、
常に自分を磨きつづけます。
日々の努力を習慣化することで、自らの能力を高めつづけます。
良い習慣をつづければ良い結果に、悪い習慣をつづければ悪い結果につながることはいうまでもありません。
これら7つの習慣を身につけ、繰り返すことができるようになると、人生がより充実したものになります。
まとめ
ひとつひとつを分けて考えれば、当たり前の事を言っているのですが、それを実践できるかどうかは別の問題だと私は思います。
今一度自分の行動を省みて、7つの習慣を意識しながら生活してみてはいかがでしょうか。
この度は、私が読んで良かったと思った本の内容を一部紹介させていただきましたが、
社会に出て役に立つ考え方が他にも色々と書かれているので、興味がある方は
「7つの習慣 成功には原則があった」(キングベアー出版)を読んでみる事をお勧めします。
この記事を読んでいただいた方の一助になれば幸いです。