新車購入の落とし穴。『慣らし期間』にやってはいけない5つのタブー。
- 投稿日:
- 最終更新日:2017年10月03日

高額な買い物をイメージした時に時計やジュエリーのような装飾品、マイホーム、そして車があげられます。
マイホームに比べれば安いが、ローンを組んで買う商品の中では比較的日常に密着しており、人生の中でも何度か購入するという人も多いと思います。
だからこそ、知っておかなければならない新車購入後の取り扱いを紹介していきたいと思います。
新車購入後にやってはならない5つのタブー。
念願の新車が納車され、心ウキウキになってしまう気持ちはよく分かります。
しかしながら中古ではなく新車で購入したからこそつきまとうリスクが生じます。
それが『車の慣らし運転』です。
これを始めにしないと車のポテンシャルを100%発揮できなかったり、エンジンに負荷をかけすぎた事で寿命を縮める事になりかねません。後の燃費にも繋がってくるので注意が必要です。。
大切な愛車の為にも、ご紹介させていただくルールをしっかり守って行きましょう!
1.アクセルのベタ踏みはタブー
新品の車の持ってる力を発揮させてみたい気持ちは分かりますが、納車間もない車は人間で言うウォーミングアップがされていない状態と同じ。
なのでいきなりフルスロットルを出そうとすると知らぬ間にかなりの負担がかかっているのでやむを得ない場合意外は高速道路で100キロ出したいタイミングでも80キロぐらいに抑えて走行しましょう
2.ちょこっとコンビニまで。はタブー
車というものはエンジンをかける際に大きなエネルギーを使います。
その為、『慣らし中』は極力エンジンがしっかりと温まるぐらいの距離を走りましょう。
大きなエネルギーを使って発進したのに安定する前にすぐエンジンが切られる。そしてまた再び大きなエネルギーを使う、すぐ切られる、という繰り返しをしていては車にかかる負荷はかなりの物なのでやめましょう。
3.回転数を目一杯上げるのはタブー
最近の車は内蔵されているコンピューターがとても良く、頭がめちゃくちゃ良いです。
その為一般道を普通に走っている分には回転数が上がりすぎる(3000回転以上)という事はあまりないのですが、車が唸るような音をあげてしまうような急な坂道等は極力控えた方がいいです。
まだ慣らしが済んでいないのにも関わらず、エンジンに負荷をかけ続けるような行為はやめましょう。
*MT車の場合は自分でその辺の制御が必要になってくるので特に注意が必要です。
4.自動速度制御装置の使用はタブー
自動速度制御装置を使用すると回転数が一定に保たれます。
スピード違反は絶対したくない!など、普段なら便利な機能かもしれませんが『慣らし中』にこれを使ってしまうと車のウォーミングアップが満足に行えない可能性があります。乗り始めはご自身で車の調子を見ながらアクセルワークをやった方が車にとっては良いです。
5.牽引は絶対タブー
中々自家用車で何かを牽引する機会なんて珍しいかと思うので5つ目とさせて頂きましたが、『新車慣らし』の間に何かを牽引する様な事があった場合、なるべくならと言うより本当にやらない方がいいです。
1トン近い車体を動かすだけでもかなりの負荷、自重だけでも始めは慣らしが必要なのに加え、更にエンジンに負担のかかる重いものを牽引するのは後々の車の状態に大きく影響する恐れがあるのでやめましょう。
まとめ
車によって慣らしにかかる期間は様々です。
ディーラーによっては納車までの間で慣らしを済ませてくれる所や、諸々の移動で慣らしが完了する場合もあります。
そのため、どんな商品にも言える事ですが販売先の『信頼』というものが大きいと思います。
同じ車でもしっかりと丁寧に説明してくれる販売員を見つけて、なんでも相談できるような関係を構築していくのが車を健康に長生きさせる一番の秘訣です。