NASAが予算4200億円の新宇宙基地、開発計画を発表!!

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  • 最終更新日:2019年03月14日
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NASAが予算4200億円の新宇宙基地、開発計画を発表!!

2019年3月11日、NASA(アメリカ航空宇宙局)を主体として、日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)などは、新たな国際宇宙ステーションの建設計画を発表しました。

月の裏側に中国の探査衛星が着陸するなど、現在各国は月をターゲットとする新プロジェクトを発表していますが、今回の次期国際宇宙ステーション計画の発表は、なんと月の軌道を周回する宇宙ステーションを建設計画でした。

新宇宙ステーションの名は「ゲートウェイ」

新宇宙ステーションの名は「ゲートウェイ」

今回の発表の内容は、地球からおよそ38万キロ離れた月の軌道上に新たに建設する計画の宇宙ステーションの名前は「ゲートウェイ」である事、そして各国がどの部分を担当するのかをまとめた案でした。

ゲートウェイの役目

「ゲートウェイ」は月を周回する新しい宇宙ステーションで、月や火星探査などの中継拠点としての活用が期待されています。2022年に建設を開始し、7年後の2026年頃の完成を目指しています。大きく分けて10の部分や装置で構成されます。

建設全体のコストはJAXAが去年行った試算では3100億円から4200億円と見積もられています。現在の国際宇宙ステーションの建設費は400億USドルといわれていたので、それに比べると決して高くは無い物と思われますが、建設後の維持費等はかなりの金額がかかってくるものと思われます。

月の上空4000キロから7万5000キロの楕円軌道を周回させる構想で、大きさは今の「国際宇宙ステーション」よりも小さく、重さはおよそ6分の1の70トン前後を想定しています。

建設段階では、年間に1か月ほど4人の宇宙飛行士が滞在しますが、将来的には長期滞在を行い科学実験のほか、専用の着陸機に乗り込み月面との間を往復することも検討されています。

アメリカは「ゲートウェイ」を国際プロジェクトで建設するよう呼びかけ先月、カナダが正式に参加を発表したほか、国際宇宙ステーションの計画に参加している日本やロシア、それにヨーロッパの各政府も参加を検討しています。

国際的な事業運営

1.NASA:有人宇宙船や物資を輸送する無人の宇宙輸送船のほか居住棟、電気、推進系統などを開発し中心的な役割を担います。

2.JAXA:宇宙飛行士が滞在する居住棟の一部と、物資を輸送する無人の宇宙輸送船の開発を担当することになっています。

3.ESA:JAXAとともに居住棟の一部のほかNASAとともに有人宇宙船の開発などを担当します。

4.ロスコスモス:ロシア国営の宇宙開発公社、ロスコスモスは有人宇宙船とドッキングする「エアロック」を備えた多目的棟を開発します。

5.カナダ宇宙庁:「国際宇宙ステーション」に引き続きロボットアームの開発を担当します。

JAXAも主体的に国際貢献

月を周回する宇宙ステーション「ゲートウェイ」の計画でJAXAは居住棟と輸送船を担当する見通しとなり、JAXAの若田光一理事は「物資の補給の技術や有人滞在技術などを柱に計画に貢献していきたい」と語りました。

JAXAの意気込み

宇宙飛行士でJAXAの理事をつとめる若田光一さんは「日本が強みをもつ物資の補給技術や有人滞在技術などを柱にしてこの分野で活動していくことで、日本が主体的に国際貢献していきたい。この計画は月面だけではなく火星などその先の探査にも生かせる」と語っています。

計画は最終的には参加国の政府が計画を承認して予算を確保してから建設に乗り出すことになります。

まとめ

友人の火星探査へ向けての第1歩である新宇宙ステーション建設の話が夢で無くなって来ました。予算自体が莫大ですから、各国政府はなかなか予算計上出来ず計画は遅れるかもしれませんが、夢のある話です。

どのぐらい先になるかは分かりませんが、月からの資源輸送や火星への有人飛行はそう遠くない時期に達成されるかもしれません。

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