白血病新薬なんと1回5,000万円の超高額治療費!!

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  • 最終更新日:2019年03月07日
  • kojiii
白血病の新薬は5000万円!?

2019年2月20日、厚生労働省の審議会で白血病の遺伝子治療薬としてアメリカで使用されている新薬「キムリア」の日本での使用が承認されました。その新薬の治療費がなんと1回5,000万円掛かるそうです。

保険適応対象とするかどうかは今後の厚生労働省で検討される予定です。5,000万円なんて普通の人には払う事が出来ません。しかし、保険適応対象となれば数十万とのことですが、その差額は公的資金で負担しなければならず、現在の保健医療自体が危機に陥る可能性があります。

白血病新薬「キムリア」とは

「キムリア」とはアメリカで既に使用されている大手製薬会社のノバルティスが開発した白血病などの遺伝子治療薬です。

「キムリア」の効果

人工遺伝子を使ったがん免疫療法薬で、患者の免疫細胞「T細胞」を取り出し、それを遺伝子操作してガン細胞を攻撃する「CAR-T細胞」を培養させ、それを点滴でまた患者に戻す治療方法だそうです。

治療に掛かる時間は10分ほどで、治験では約8割の患者に効果がみられたといいます。

白血病新薬「キムリア」の副作用

どの薬にもあるように、この「キムリア」にも副作用があるようです。臨床試験では白血病患者の80%弱で高熱が出る副作用が出ていて、一部では一過性の心不全や呼吸困難などが起きたといいます。

医療保険適用の見込み

厚生労働省では保険適用の方向で価格を決定する見込みが高いと各マスコミは伝えています。患者にとってはありがたい話でしょうが、一方保険医療財政に大きな負担が掛かる事が予想されます。

保険適応での価格

通常、現役世代の自己負担というのは、かかった医療費の3割ですが、高額な医療、薬、治療に関しては、収入に比例して患者の負担の上限を定める「高額療養費制度」というものがあります。この場合価格は約60万円程度になる見込みとのことです。

保健医療破綻の可能性

1回の治療費が5,000万円として、患者が60万円払い、残りの4,940万円は公的保険が負担する形になりますから、それでなくても毎年医療費が増加している現在、保健医療が破綻する可能性も出て来そうです。

破綻までは行かなくても、健康保険料の増加なども考えられ、ますます個人負担が大きくなります。国としてどう対応していくのか、真剣な検討が必要です。

まとめ

保険医療費をどう負担するのか、国民にしわ寄せがくるのか、別の道があるのか、今後の審議を注意深く見ていかねばなりません。しかし白血病に悩む多くの患者さんやご家族には希望の光となる事を期待しています。

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