禁煙を目指す際の最終手段、禁煙外来を受診しましょう!私はらくらく依存症を克服しました!

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  • 最終更新日:2018年04月03日
  • kojiii
禁煙外来行ってみた

元日に「今年こそ禁煙するぞ」と思った人は多いと思います。その人達はその後禁煙に成功しましたか?

止めようと思っていてもまだ吸い続けている人が圧倒的に多いでしょう。なぜ止められないのでしょうね。意志の弱さと言ってしまっては何の解決法にもならないので、少し考え方を変えてみましょう。

吸い続けたいのであれば何の問題もありません。しかし、止めたいなとほんのちょっとでも思っている人はこの際きっぱりと止めてしまいましょう。

何度も挫折した方、禁煙を可能にしてくれる最終手段が病院の禁煙外来です。騙されたと思って一度勇気を出して受診してください。こんなに楽々止めることができるんだって、びっくりしますよ。私もその一人でしたから。

タバコの依存症について

ニコチン依存症について

タバコへの依存は一種の病気であり、自分で断ち切ろうとしても中々できないのが現実です。そんな依存症には2つの種類があり、自分がどちらなのか、または両方なのかを知っておくと禁煙成功が近づきます。

ニコチン依存症

ニコチンが肺から血液中に入ると数秒で脳に到達し、脳が覚醒状態となります。そんな一時的な覚醒状態もニコチンが分解される事で急速に失われていき、そのせいで倦怠感を感じたりするためタバコを吸いたい衝動にかられるわけです。この症状が所謂「ニコチン依存症」です。タバコを吸っていないとイライラしたり頭がぼんやりするからタバコに対する中毒性が引き起こされてしまいます。

心理的依存

タバコはニコチンによる依存性・中毒性だけだと思っている人が多いですが、実は心理的に依存してしまっている場合も多いのです。ニコチンを摂取するために毎日習慣的にタバコを吸う事でニコチン依存ではなく、習慣として身体と頭にべったりと根付いてしまう事、それが「心理的依存」です。

1箱、20本を5服するだけで1日100回タバコを吸うという動作を行います。一週間で700回、一年を通して考えると約36500回です!そして「食後の一服」「休憩に入ったら一服」というように条件反射のようにタバコを吸ってしまいます。それだけ生活習慣に根付いたものを急にやめるのは本当に難しいのです!

だからこそ一人で悩むのではなく、病気である事を自覚し、プロであるお医者さんの力を借りましょう!!

禁煙外来に行く!!

禁煙外来に行こう!

私の場合は1日2箱吸っていたので、服にタバコの臭いが着いたり、食べるものの味がわからなくなってきたり、胸が苦しくなることがたまにあったりとしたことから禁煙を思い立ちました。

禁煙は何度もやってみましたが、そのたび挫折していました。そこで友人から「キンエンガイライ」なる情報を得て、私もそこで禁煙にトライすることにしました。

私の受診した病院は予約制(大抵の病院はそうだと思います)でしたので、まず受診日と時間を予約しました。その際この治療には基本12週間かかり、5回の通院が必要なことを説明されました。

保険適応となるには条件があります

  • ニコチン依存症であること
  • 一日の喫煙本数×喫煙年数=200以上
  • 直ちに禁煙したいと思っていること
  • 禁煙治療を行うことに同意していること

以上4つの条件が揃っていないと保険が利きません。注意しましょう。

絶対タバコをやめたい。。

禁煙外来行ってみた

禁煙できるかの不安を持ちながら、予約日に病院へ行きました。

初診日にされること

  1. まず問診です。禁煙の意思を聞かれ、既往症等の確認と喫煙歴を確認されます。
  2. 自分の息の一酸化炭素濃度を測定されます。
  3. ニコチン依存症かどうかのはい、いいえで答えるテストを行います。5分程度で終わる簡単なものです。
  4. 禁煙をする日付(私は当日から)を決定し「禁煙宣言書」にサインしました。禁煙に向かうためのスイッチを入れさせるためなのでしょう。
  5. 禁煙する覚悟が何パーセントあるかを確認されます。私は自身が無かったので20パーセントと答えたら、先生に、まあみんな最初はそんなものですねと悲しそうな表情で言われてしまいました。
  6. 上記の事柄を参考にして、※2つある治療方法からどちらかを選択されます。 私の場合はニコチンパッチ方式に決まりました。
  7. ニコチンパッチは最初の4週間はニコチン量が強いもの、次の2週間は中くらいのもの、最後の2週間は少ないものが処方されるとのことでした。ですから最初は強いもの2週間分の処方箋を貰いました。薬局で貰ったパッチは直径4センチほどの真ん丸なもので、腕か腹か腰のいずれかに貼ります。1日1枚使います。

※2つの治療法とはニコチンパッチ方式と内服薬方式です。タバコを吸ってきた年数やニコチンに対する依存度の度合いなどから判断されるものらしいです。ニコチンパッチ方式はニコチンパッチを身体に貼ってニコチンを少しずつ身体に吸収させるもので、服薬方式はその名の通り内服薬を服用する治療です。こちらのほうはニコチン依存度がより高い人向けだそうです。

2回目の受診(前回から2週間後)

私の場合は初診日から(パッチを貼ってから)、タバコを吸わなくても平気になっていました。人が吸っているのを見たときや、アルコールが入ったときはさすがに気にはなりましたが、禁煙中だと思い直すと吸わなくても平気になっていました。初診日での宣言書が意外と心に残るもので、意思を強く持てる秘訣になっているのかも知れません。

  1. ニコチンパッチで肌の状態が変わらないかのチェックと体調に変化が無いかの確認が行われます。そして肝心の禁煙ができているかを確認されます。
  2. 初診日と同じく一酸化炭素量を測定されます。
  3. 初診日と同じ強めのニコチンパッチ2週間分の処方箋を出して貰って終了です。

3回目の受診(前回から2週間後)

この頃からまったく喫煙したいと思わなくなりました。体調の良さを感じてきます。

  1. 2回目の受診と同じことを確認され、今度は中くらいの強さのニコチンパッチ(これは直径3センチ程度)2週間分を処方され終了です。

ここまでくればほぼ禁煙には成功するらしいです。

4回目の受診(前回から2週間後)

この頃から人の吸うタバコが煙たく感じ始めます。煙の臭いも気になってきます。味覚が戻ってきて、食欲が以前より増えてきます。周りにたくさんの迷惑をかけていたことに気付き始めます。

  1. 前回と同じことを確認され、タバコとの決別を再認識させられます。
  2. もっとも弱い成分のニコチンパッチ(直径2センチ程度)2週間分を処方されます。

5回目の受診(前回から6週間後)

この頃にはすっかりタバコなしの生活に慣れてきます。ただ手持ち無沙汰なのでついついお菓子などを食べて少し太ってきました。

  1. 禁煙できているかの最終確認をされます。
  2. 禁煙成功のあかしに「卒煙証書」を貰い12週間の全ての治療が終了です。

内服薬での治療について

内服薬を服用するだけでニコチンパッチ方式とあまり違いはありません。服用期間も8週間(ニコチンパッチと同様薬の量を期間で減らしていきます)、そして4週間の経過期間も一緒です。 こちらは最初の1週間だけタバコを吸っても構いません。

禁煙外来にかかる費用は!?

禁煙外来にかかる費用

禁煙外来に通うのにかかる費用は薬代も入れて全体で2万円ほどです。私はニコチンパッチ方式でしたから内服薬方式についてはなんとも言えませんが、同程度かと推測されます。

タバコ1箱430円として1日1箱吸う人にとっては1ヶ月半ぐらいの値段。これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれでしょう。

禁煙外来の効果

禁煙外来の効果

もちろん100%の人が禁煙できるわけではありません。しかし禁煙外来に通うことによって、禁煙という動機付けがより強まって成功の確率が高まるのも事実です。

ちょっとでも止めたいと思っているなら迷わず禁煙外来を受診すべきです。ひとりで禁煙するよりもずっと成功率が上がります。専門家がアドバイスしてくれるのですから断然有利になるはずです。

禁煙外来のパンフレットを見ていると禁煙の成功率は49%となっていますが、私的には禁煙外来で会った患者さんたちを見ているともっと多い感じがしています。

念願の禁煙がかなって

禁煙外来の効果

禁煙外来に通い始めてすぐにタバコとは縁が切れました。こんなに苦しむことも無くすんなり禁煙できて自分でも驚いています。以降2年経ちますが全く吸っていません。

禁煙外来を受診しようと思いたったこと自体が、禁煙への覚悟ができた証だったと言えるのかもしれません。

ただ、たまにタバコを吸いたいなと思うときは今でもあります。でもそんな時はコーヒーでも飲めばタバコのことは忘れてしまいます。

禁煙して困ったことがひとつありました。味覚が戻ってくるため食べ過ぎになる傾向があり、禁煙前と比べて8キロも太ってしまったことです。

人間には運動も必要だという教訓を教えてくれたのでしょうか。

禁煙を望んでいる人は一日でも早く禁煙外来を受診してください。あなたならきっと止められます。

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