キャッシュレス化が進む世界!紙幣は無くなり無人コンビニが急増!?日本はどう動く!

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  • 最終更新日:2018年10月16日
  • yasu
キャッシュレス化が進む日本

電子マネーやクレジットカード、デビットカードなどでの決済で、いま世界は現金を使わない「キャッシュレス化」が急速に進んでいます。

日本ではどうでしょうか。コンビニやファーストフード店などで現金を使わず、電子マネーで支払いを済ませている人も多くなって来ていますし、交通系のSuicaやPASMOなどは身近な電子マネーとして親しまれています。

再来年に迫った東京オリンピックへ向けて、これから日本のキャッシュレス化はどうなっていくのでしょうか。

今回はキャッシュレス化が進む日本の現状を見て行き、さまざまなメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

どうぞお付き合い下さい。

キャッシュレス化が進む日本

キャッシュレス化が進む日本

着実にキャッシュレス化が進んでいるのが現在の日本です。

時代は大きく移り変わっていて、金融分野ではいままでの紙幣というアナログから、電子マネーというデジタルに変わりつつあります。

キャッシュレス化はフィンテックによって進められているため、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツは、「遠くない将来、いまある銀行は必要なくなる」と発言しています。世界ではスマートフォン上での決済が主流になりつつあり、これから銀行機能はハイテク企業が担うようになると多くの人が予測していますし、「銀行そのものがなくなる」と予測するハイテク企業経営者もいるほどです。

日本3大メガバンクは人員削減と、「紙の通帳維持」「紙の通帳発行」「口座の維持管理」を有料化する動きを見せているくらい、銀行の収益は悪化していることからしても、キャッシュレス化が進んでいることが分かります。

※フィンテック:金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語。金融サービスと情報技術を結びつけた革新的な動きを指します。身近な例ではスマートフォンなどを使った送金もその一つ。

訪日観光客のためキャッシュレス化は必須

mobilepayment

外国から日本に来てくれる訪日外国人観光客が多くなりました。外国はキャッシュレスの国がとても多いため、現金を持たずに街に出ます。買えると思っていたら現金のみと聞いて不便だから買うのやめましたというケースが相当あるのです。

オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年までに全国がキャッシュレスにした場合としなかった場合とで、外国からの観光客が使ってくれるお金の量は1兆円の差が出るという試算もあるほどです。

日本はキャッシュレスに移行することをすでに決めています。

クレジットカードなどキャッシュレスの決済が日本は現在18%で2割を切っています。それをおよそ10年後倍にして4割程度までに高めることを成長戦略としているのです。

近未来は人体にマイクロチップが埋め込まれる?!

キャッシュレス化は北欧社会では特に広く浸透しています。スウェーデンではスマートフォン決済の先をいく、身体に埋め込まれたマイクロチップ認証による決済が整備され始めています。

約2000人がすでに体内にマイクロチップを埋め込む処理をしていて、いまはまだ実験的に始まったばかりですが、この次世代型の決済が次のトレンドとなっていく可能性は大いにあり、日本でもいずれはそうなるのかも知れません。

インターネットが出てきた当初は、「何だこれは?!」と距離を置いていた人たちも、インターネットがインフラ化していき、ネットなしの仕事や生活が考えられなくなったように、日本にもやがて来るキャッシュレス社会のため今から備えておいた方がイイのは言うまでもありません。

キャッシュレス社会のメリット

キャッシュレス化のメリット

メリット

  • 人為的なミスがなくなる。
  • お金の動きを把握できる。
  • 手数料や余計な手間がなくなる。
  • マネーロンダリングや脱税など現金にかかわる犯罪を抑えることができる。etc.

手数料や手間がなくなるのはとても大きなメリットと思います。手数料を余計なお金と感じている人は実に多いですから。
普通に納税していて、脱税なんてする人は許せませんから、現金での犯罪を抑えられることもイイですね。

コンビニがセルフレジになる!!

コンビニが無人化する!?

コンビニチェーンのローソンは、2018年春から首都圏の一部の店舗の夜の営業を大胆に変えると発表しました。

レジに店員さんがいないコンビニです。まずは専用のアプリをダウンロードする必要がありますが、商品についているバーコードをスマートフォンで読み込むと、ネット上で自動的に決済のできる優れものです。

スマートバスケットに商品を入れて、専用レジに設置するだけで清算と袋詰めをしてくれるというのです。いよいよ全自動セルフレジが登場する時代が来ました。

レジの無人化はローソンだけではなくて2025年までに、大手コンビニが共同購入に向けて進めています。商品を持ったままゲートを通過すると、電子タグを読み込んで自動的に決済するようです。

コンビニ業界のチャレンジ

ローソンは2017年7月から東京23区先行でオフィス内コンビニ「プチローソン」を展開していて、支払い方法は交通系電子マネーのみです。現金の取扱いがないことで、店舗は細かい小銭を用意する必要がなくなります。

人権費の削減や業務効率化はもちろんコンビニ強盗などのリスクが減り、店員さんの人手不足解消にも役立ち、コンビニ店舗にとってメリットが大きいのです。

キャッシュレス化のメリットはコンビニ店舗だけではありません。お客にしても現金を持ち歩くことがなくなるので、財布がかさばらない、路上犯罪が減る、ポイント還元が期待できる、ポイント還元でのお得に買い物できる、など利点は多いのです。

スマホ一台で全ての決済が完了する!!

スマホ一台で全ての決済が完了

スマートフォンの普及によって電子決済の利便性があがり、現金で支払うことよりも手間が省けることもキャッシュレス社会に貢献した理由のひとつになります。そしてスマートフォンアプリの発展は凄まじく、近い将来はスマートフォン一台でキャッシュレス社会に対応できると言われています。

ひとくちにスマートフォン決済と言っても実にさまざまな種類があります。次に主なスマートフォン決済の特徴を見て行きます。

Apple Payの特徴

日本のスマートフォン市場で約70%を占めるiPhoneが、Apple Payを導入したことでほとんどのスマートフォンで電子決済が可能になりました。そしていち早く動き出したのがJR東日本の「Suica」です。Apple PayにSuicaを搭載したことで、モバイルSuica会員を急増させる結果になりました。

Android Payの特徴

Android Payは、「おサイフケータイ」対応のAndroid端末で利用でき、電子マネーの「楽天Edy」で決済する機能に加えて、ポイントカードやギフトカードをまとめる機能がある。さらにAndroid Payにクレジットカードを登録すれば、「楽天Edy」にチャージすることも可能となります。

楽天ペイの特徴

楽天ペイのアプリにクレジットカードを登録し、楽天ペイ加盟店の端末に表示されるバーコードをスマートフォンのカメラで読み取ることで決済が出来ます。また、楽天ペイは自分で支払い金額を入力して決済する「セルフペイ」も利用でき、レジが混雑しているときなどはセルフペイで決済して、決済完了の画面を店員さんに提示することで、レジでの支払いを避けることが出来ます。

ポイントカードのアプリ化とは?

日本はポイントカード文化です。どの店舗でもポイントカードの確認があり、ポイントを貯めたり使ったりできます。ポイントカードはアプリ化もされていて、スマートフォンにポイントカードのアプリをインストールし、表示されたバーコードを店頭で提示することで、ポイントを貯めたり使ったりすることが出来るのです。

あらかじめアプリをインストールしておけば、ポイントカードそのものを使わないため財布がかさばったり、探す面倒がなくなるのは大きなメリットです。

キャッシュレス社会のデメリット・普及しない理由

キャッシュレス社会のデメリット・普及しない理由

デメリット

  • 停電や充電切れが起こると使えなくなる。
  • 画面上数字のため、使い込んでしまうことがある。
  • 幅広く使える国際ブランドのカードを持ち歩く必要がある。
  • 万人がキャッシュレス化には対応できない。etc.

ポイントカード文化が普及している日本では、ポイントカードアプリがスマートフォン決済普及を阻んでいる面もあります。

    ローソン楽天ペイ使用支払い例

  1. ローソン公式アプリやPontaカードのバーコードをレジで見せる。
  2. ローソン公式アプリやPontaポイントを獲得する。
  3. 楽天ペイを起動する。
  4. バーコードを提示して支払う。

アプリの切り替えが大変なので、慣れていなければレジ渋滞を引き起こすことは間違いありません。 このように面倒なこともまだ多くあるため、慣れていない人はなかなか使いこなせないのが現状かと思います。

高齢者にとってのキャッシュレス社会

また問題もあります。少子高齢化で子供や若者は減っていきますが高齢者は増えていくのです。調査会社が行った、2017年6月での60歳~79歳の男女4244人へのスマートフォン所有率調査では、48.2%の人がスマートフォンを使用しています。

さまざまな種類のスマホアプリを使いこなせているかと言うと、難しいと思う人が多数なのです。このような現状の中、現金に慣れ親しんだ高齢者がキャッシュレスとなった社会に適応できるのか?疑問もありますが、日本はキャッシュレス社会に舵を切っていくため、当面は現金と電子マネーを併用していくことになるのでしょう。

キャッシュレス社会の雇用は?

キャッシュレス化に伴い将来なくなりそうな仕事

  1. コンビニやスーパーマーケットのレジ係
  2. 貨幣を製造する業務
  3. 貨幣の運搬・警備業務
  4. 銀行業務やATMの維持業務

キャッシュレス社会になると雇用の面が心配になる人もいるかと思います。企業が合理化・効率化を進めていくのはコスト削減のためでもあるため、企業にとっていちばんのコストである「人件費」を掛けなくて済むメリットはあるのですが、それは経営側の事情でもあります。

働く側としては自分の仕事がなくなるわけで、とうてい受け容れられない事と思います。イノベーションが進むことでそれまでの仕事がなくなってしまうこともあり得るため、社会の不安定化を生み出すこともキャッシュレス社会の問題点となっています。

キャッシュレス先進国・デンマークの現状

キャッシュレス化が進むデンマークの現状

現金が手元にないことが日常化しつつある北欧のデンマークでは、子供がどのように金銭感覚を身に着けていけばよいのかという点も関心事のひとつとしてあります。

キャッシュレスで手軽に支払いができる反面、きちんとした金銭感覚が身に付いていない若者が増えている社会問題が起きています。現金が手元になく、何でもスマートフォンで決済が出来るのはとても便利ですが、若者にとっては金銭感覚がなかなか身に付かない一面もあるのです。

若者への教育

キャッシュレス社会が進んだデンマークでは日本で言う中学校の年代の生徒たちを対象に金融や資産管理に関する知識を身に着けてもらうため、金融知識の獲得強化を目指しています。

予算についてや、利子や利率についてなどのテーマを設定し、講師が学校で授業を行うというものです。これは「European Money Week」という欧州銀行協会が進めている取り組みです。その他「MyMonii」という子供のお小遣い管理のためのアプリが注目されています。

現在7歳~13歳までの子供がいる2万数千家庭が利用していて、週ごとに親が自分のDankortというデンマーク独自のデビットカードシステムを使用して「MyMonii」へ子供のお小遣い分の金額を入れることができるようになっています。

金銭管理と使い込みが課題

子供は自ら金額を管理し、親は子供の買い物履歴をアプリ上で確認することができ、使用状況に目を配れるようになっているのです。

課題点はやはりお金を使い込んでしまうケースが多いことです。
現金からカード決済、そしてスマートフォンでの決済が当たり前となり支払いも簡便になったために、RKIと呼ばれる不適切なカード利用者を登録するリストに18歳~30歳のうち5万人が登録され、支払いの遅れが頻繁に生じたり、もしくは負債額が膨らむケースも高まっています。

日本を観光立国とするために

日本を観光立国とするために

観光立国の確立は非現金決済の普及があってこそです。クレジットカード決済が主流のアメリカやヨーロッパは、10円や100円の小額も非現金決済が可能です。どんな田舎であってもほとんどの店でカード決済ができることは、海外旅行に行ったことがある人ならば経験があると思います。

キャッシュレス社会への転換は、日本が観光立国として「おもてなし文化」「和の文化」を世界の人たちに向けて発信して行くためでもあるのです。

おわりに

いきなりすべてがキャッシュレスへと移行して行く訳ではありませんが、いまからキャッシュレス社会へと備えておくことに越したことはありません。

少しづつ現金を使う機会を減らして行き、スマートフォン決済やデビットカード決済、クレジットカード決済に慣れて行きながら、来るべきキャッシュレス社会へと適応して行きたいですね。

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