嘘の様で本当にあったアメリカでの訴訟事例

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  • 最終更新日:2017年01月10日
  • ke-go
裁判官

アメリカでは、毎日の様に訴訟が起きています。その中でもえっ!嘘でしょ?と思いたくなる訴訟の一部を紹介したいと思います。

判例1:ビールを飲んだのに美女が現れないじゃないかッ!

バドワイザーガール

1991年ミシガン州在住のリチャード・オウバートンは、人気ビール「バドワイザー」のテレビCMを“虚偽広告”だとしてアンハイザー・ブッシュ社に対して慰謝料1万ドルを要求する訴訟を起こしました。
彼は、バドライトのテレビCMの中で、「バドワイザーを飲めば、美しい女性や南国、いろんなファンタジーが現実に」という映像を見て、
「俺もバドライトを飲めば美女とイチャイチャできるのか!!」
とバドライトを飲みつづけたが、美女と付き合える気配が全く無いので訴訟に踏み切った。

判決
“虚偽広告”によって精神的苦痛を味わい、心的外傷や金銭的損失を負ったことの賠償を求めて訴訟を起こしたのですが、当然のごとくこの請求は却下されました。

判例2:俺が悪い!俺自身を訴える!

自分が悪い!

1995年ヴァージニア州で泥酔状態で窃盗などの罪を犯し、有罪判決を食らって服役していたロバート・リー・ブロック。
彼は自分自身を訴え500万ドルを要求する訴訟を起こしたのです。
何を考えて訴訟に踏み切ったんだと思いますが、500万ドルの賠償金が認められれば、その支払いを州に肩代わりさせようと目論んでいたようなのです。

判決
当然ながらこの請求は却下されました。

判例3:グロすぎて怪我したわ!!訴えてやる!!

ゾンビ

アメリカで「Fear Factor(フィア・ファクター)」というテレビ番組があり、
「ゴキブリを食べたり」「ミミズだらけの箱に頭を突っ込んだり」「危険なスタントに挑んだり」と挑戦者たちが賞金をかけて過酷な試練をクリアしていく、グロテスクな表現が多い番組です。
2005年、ある視聴者が、グロすぎる映像により精神的ダメージと怪我を負ったとしてネットワーク大手のNBCに対して訴訟を起こしました。
「ミキサーにかけたネズミを食べる」というエピソードを目にしたため、頭がふらふらになり、嘔吐してしまったそうです。
その時に彼は玄関口に頭をぶつけ軽傷を負ったらしく、慰謝料として250万ドルをテレビ局に要求しました。

判決
この請求は却下されました。

判例4:お化け屋敷が怖すぎてトラウマになった!慰謝料よこせ!!

お化け屋敷

1998年フロリダ州在住のクリーンシ・ピータースというの女性が、ユニバーサル・スタジオを相手に1万5000ドルの賠償金を求める裁判を起こしました。
お化け屋敷アトラクション「ハロウィン・ホラー・ナイト」が怖すぎたため、精神的苦痛を負ったという言い分です。

訴えによると、チェーンソーを持ったスタッフに追いかけられ転んでしまったのにかかわらず、スタッフは引き続き彼女を怖がらせようとし、それが「心的外傷」の原因になったとしています。

判決
彼女は1万5000ドルの慰謝料を勝ち取りました。

判例5:マイケル・ジョーダンに似すぎてる!慰謝料よこせ!

マイケル・ジョーダン

2006年オレゴン州在住アラン・ヘッカードは、「バスケットボールの神様」とも言われるマイケル・ジョーダンと、ナイキの創設者であるフィル・ナイトを訴え、8億3200万ドルを請求しました。
彼はマイケル・ジョーダンと顔がソックリだったため、どこへ行ってもマイケル・ジョーダンと間違われ、精神的苦痛を負ったとして訴訟を起こしたのです。
ヘッカードさんが要求した金額は、なんと総額8億3200万ドル!

判決
ナイキが「訴訟を続けるなら逆に訴える」と強い姿勢に出た途端、ヘッカードさんは自ら訴えを取り下げました。

さいごに

いかがだったでしょうか。
日本では考えつかないような訴訟が訴訟大国アメリカでは日常的に起きている事に驚きを隠せませんでした。
訴えている人は何を考えて訴訟に踏み入っているのでしょうか謎です。

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