ヤバい外来生物!!川、海で遭遇したら即死級の危険生物とは!

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  • 最終更新日:2018年06月14日
  • yasu
超危険な外来生物

ご存知の人も多いかと思いますが、多摩川がスゴイことになっています。外来生物が住み着き、200種類以上の生物が生息していると言われています。多摩川ならぬタマゾン川とまで呼ばれているくらいです。

海に目を向けてみれば、こちらも地球温暖化の影響なのでしょうか、本来はあまり日本の海で出会うことのない外来生物でいっぱいです。

今回は川と海のヤバい外来生物に焦点を当ててみたいと思います。

どうぞお付き合い下さい!!

世界の被害総額約110兆円!!

世界の外来種による被害額は推定で年間1兆4千億ドル(約110兆円)に達するとの報告書を国際自然保護連合(IUCN)が発表しています。
日本に限ってもブラックバスを代表とする外来種による、生態系の破壊は深刻です。そのおかげで日本は外来種天国。もちろんヤバい外来生物多し!!

多摩川(タマゾン川)の外来生物

タマゾン川

山梨~東京~神奈川に渡り流れている多摩川。思い入れや思い出がたくさんあることでしょう。穏やかな川のせせらぎ、都会の喧騒を忘れ、情緒ある水面を眺めながらのお散歩。素晴らしいです。

しかし!!今や多摩川はタマゾン川とまで呼ばれるハメになっている事をご存知でしょうか!!
そんな多摩川を侵略する主なヤバい外来生物たちをご紹介いたします!!

レッドテールキャットフィッシュ

レッドテールキャットフィッシュ

ヤバさレベル1/5

国内の生息地:多摩川での捕獲情報があります。全国各地で捕獲情報あり。
本来の生息地:アマゾン川。
主な食料:昆虫、小魚、甲殻類や水鳥、カエル、ネズミなど。

アマゾン川に生息しているナマズです。体長は最大で約120㎝ほど。熱帯産大型ナマズの人気種ですが、攻撃性が強くて自分に近い大きさの魚も平気で大きな口で飲み込んでしまうくらいです。

平均寿命は10年近くあり、可愛らしいからと小さな幼魚の時にその後のことを考えておかないと、とんでもないことになります。180㎝の水槽を買わないといけないようになるほどだとか!!

水槽が小さいと頭突きで割ってしまうほどの力を持っています。攻撃的な一面を持ちながら、人へなついたりするため、ご飯の時は待ってましたと言わんばかりに水面まで上がってきて長いひげをひらひらさせてくれる愛嬌もある憎めないヤツですが、「飼えなくなったら川へ放せば良い」はくれぐれも止めましょう!!

アメリカナマズ

アメリカナマズ

ヤバさレベル2/5

国内の生息地:多摩川、霞ヶ浦水系、利根川水系、阿武隈川水系、宮川、矢作川、庄内川、岐阜県下小鳥ダムなど。
本来の生息地:カナダ、アメリカ、チェコ、ルーマニア、マレーシアなど。
主な食料:昆虫、小魚、甲殻類、カエルなど。

雑食でブルーギルや魚類全般、カエル、ザリガニ、コオロギ、バッタ類、貝類などを食べるだけでなく、それらの死骸も積極的に見つけ出して食べちゃうくらいの雑食ぶり。
食性の幅広さからブラックバス、マナマズ、ライギョといった肉食魚以上に貪欲で生態系破壊魚のひとつ。釣り餌として付けられた石鹸に食いつくことさえあるとか。

水深30㎝の浅場まで侵入してエサとなるものを採る可能性があるくらいの食いしん坊。
だいたい40㎝以上になると歯は短いのですがとても鋭い歯で噛む力が強いのと、ヒレの先端がトゲ状になっているため、注意が必要です!!

ピラニア

ピラニア

ヤバさレベル3/5

国内の生息地:多摩川や琵琶湖。
本来の生息地:アマゾン川。
主な食料:魚類や動物類。ひな鳥やネズミなど、死にかけている動物類の肉。

多摩川にはピラニアも生息しています。アマゾン川など南アメリカの熱帯地方に生息する肉食魚として非常に有名ですが、いつの間にか多摩川は外来水中生物の宝庫となってしまっていたのです。まさかピラニアまで生息していたとは・・

熱帯種なので日本の河川では越冬することが基本的にはできません。まれに温暖な地域で越冬し飼育されたピラニアが日本の河川で捕獲されることがあります。

外来水中生物のほとんどがペットとして販売されていて、飼いきれなくなった飼い主たちが川に放した結果、野生化しました。一部は定着し、繁殖もしていると考えられます。もう生態系の完全破壊です。

肉食性の魚ですが臆病な性格なので、映画などのフィクションによって広められた「人喰い魚」は大げさですが、とは言え人が出血していて水中にいれば間違いなく襲われますので、大いに注意が必要な、ヤバい魚認定したいと思います。

アリゲーターガー

アリゲーターガー

ヤバさレベル4/5

国内の生息地:多摩川下流域、呑川、埼玉の荒川、熊本の水無川、兵庫県の武庫川、大阪の寝屋川、名古屋城の外堀etc.
本来の生息地:ミシシッピ川、中米に続く川など。
主な食料:昆虫、甲殻類、魚類など。

ワニのようでワニではありません。世界一大きな淡水魚です。しかしどう見てもワニ。ワニのようなものが多摩川に生息しているなんて恐怖以外の何物でもありません。

本来は北アメリカやミシシッピ川、中米に続く川に生息しています。もちろん肉食性なので他の魚類や甲殻類を食べます。でも肝心なのは人間を襲うことはあるのか?・・

穏やかなでおとなしい性格なので人を食べる可能性は低いと思われています。でも体長は2mほどありますから、人間よりもデカいんです。おとなしい性格とは言え野生です。多摩川の生態系を破壊していることは間違いないですから、やはりヤバい生物として認定したいと思います。

カミツキガメ

カミツキガメ

ヤバさレベル5/5

国内の生息地:多摩川、千葉県印旛沼水系、静岡県狩野川水系、東京上野不忍池で目撃談あり。
本来の生息地:アメリカ(中部から東部にかけて)、カナダ南部、エクアドル、コスタリカ、コロンビア、ニカラグア、ホンジュラスなど。
主な食料:雑食で昆虫、節足動物、甲殻類、貝類、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類、動物の死骸、植物の茎、葉、花、果実、藻類など。

これは本当にヤバいです!!ヤバさMAX生物といってイイでしょう。大型で食性が幅広く在来種への影響が懸念される、捕まえた際に咬傷被害が予想されるなどの理由から特定外来生物に指定されました。

成長したカミツキガメは凶暴で、動きはとても素速く、名前が示す通りに噛む力が強く首が長く柔軟で、一瞬で首を甲羅の上まで大きく反らして伸ばし噛み付く事が出来ます。水中から出されると口を大きくあけ、四肢を踏ん張って甲羅を持ち上げ、威嚇姿勢をとるくらいです。

多摩川でよく発見されるのは丸子橋(中原区)や二子橋(高津区)周辺。千葉県印旛沼水系には現在カミツキガメ生息数約1万6千匹に達するとか。

とにかく川で見慣れない生物を見たときは近づかないことです。全長70㎝ほどのカミツキガメで、子どもの手首を骨ごと引きちぎるほどの力があるんだとか。もしも見かけても興味本位で近づいては絶対にダメなヤツです!!

おさかなポストとは

川崎市多摩区の稲田公園内にある生けすに、飼えなくなった観賞魚を引き取る「おさかなポスト」という名の水槽が設置されています。多摩川は飼育できなくなった観賞魚が多く捨てられて、外来種が増えていました。

下水処理の整備が進んで水質は改善される一方で温かい処理水で水温が上がり、熱帯魚が住みやすい環境にもなり、このままでは生態系が破壊されてしまう。
そんな危機感からおさかなポストは誕生しました。
ポストには年間1万匹程度が預けられ、10年で10万匹以上が引き取られています。今では稲田公園周辺の水域では外来種がほとんど見られなくなったそうです。

しかし「おさかなポスト」は魚を捨てる場所ではありません。大切な魚を一時的に預かり、新しい飼い主に引き取ってもらうことを目的にしています。

おさかなポスト公式Twitter

海・外来生物

日本に侵入した外国原産の海の生物は少なくとも76種、このうちの37種は完全に定着しました。その中でヤバい魚類と言えば、真っ先に思い浮かべるのは・・・

最近起きたサメによる死亡事故

danger
H9/8/03

サメの種類:不明

鹿児島県徳之島で潜水漁を行っていた男性ダイバーがサメの攻撃を受けた。噛み跡のついたベルトだけが発見されたが男性の遺体はみつからず、ベルトだけが回収された。

サメによる死亡者
H11/7/25

サメの種類:イタチザメ

沖縄県西表島で遊泳をしていた19歳の男性がイタチザメに右足、左大腿部を噛まれ不幸にも亡くなった。

イタチザメ
H12/9/16

サメの種類:イタチザメ

沖縄県宮古島でサーフィンをしていた21歳の男性がイタチザメに右上腕部と両足膝下を噛まれ不幸にも亡くなった。

サメ
H29/10/30

サメの種類:不明

沖縄県石垣島でダイビングをしていた30代女性がサメの攻撃を受けた。遺体は見つからず右足のみ漂着。一緒にいた夫もサメの攻撃を受け亡くなった。

危険なサメ
H29/11/05

サメの種類:不明

静岡県焼津市に面した駿河湾でカヌーをしていた男性がサメの攻撃を受け、不幸にも亡くなった。遺体の腕にはサメに噛まれた痕が残っていた。

人喰いサメに襲われたらほぼアウトです。悲しい事故がたくさん起きています。海に入る時はくれぐれもお気を付けを!!

※2015年、オーストラリアニューサウスウェールズ州のシェリービーチで、サーフィン中の日本人男性が3.5~4mのホオジロザメの襲撃を受け、両足を喰いちぎられて死亡しています。

ホオジロザメ

ホオジロザメ

攻撃されたら即死レベル5/5

体長:平均4.0~4.8m。
国内の生息地:確認されているケースでは愛知県伊良湖沖、愛媛県松山市沖など。
本来の生息地:世界中のあらゆる海。
主な食料:イルカやオットセイ、アザラシなどの海棲哺乳類、魚類や海鳥、クジラの死骸、エイなど。

やはりこれでしょう!!映画「ジョーズ」のモデルになって、「人喰いザメ」のイメージが定着してますよね。

巨大な体、大きな顎、鋭い歯、泳ぐのが速くハンターとしての能力の高さから、世界中で死傷事故が発生しています。サーフィンの最中や漁で潜水しているとき、海水浴場での遊泳中に襲われることが多くあります。

過去の愛媛県松山市沖のケースでは潜水士が潜水中ホオジロザメに襲われ、左足のみ残して食いちぎられ、不幸にも亡くなっています。伊良湖沖のケースでは右腕損失の被害が出ています。噛み付かれると致命傷になることがあり、死に至らなくとも手足を切断されるような重傷を負うことも。

サメにより人が襲われる事故は、オーストラリアだけで1791年から2006年までの約200年間に668件発生しているそうで、その内191人が死亡しているほど。襲われたらほぼ死亡間違いなしの超ヤバいサメです!!

オオメジロザメ

オオメジロザメ

攻撃されたら即死レベル5/5

体長:平均240cm。
国内の生息地:沖縄周辺の海域や河川。
本来の生息地:紅海、モルディブ、地中海を除いたあらゆる熱帯。
主な食料:雑食性。

襲われ死亡した例を含め人を襲った記録も極めて多く、気性も荒いことから、ホホジロザメやイタチザメ、ヨシキリザメ、などと並ぶ危険なサメのひとつ。
体型は流線形、太くて頑強さが特徴。

淡水域まで侵入して来て、より大型のホホジロザメやイタチザメと較べて、狭い場所や浅い場所にも入り込むうえ、気性も荒いことから、人が襲われる可能性は最も高いとされています。ヤバいサメの代表格!!

イタチザメ

イタチザメ

攻撃されたら即死レベル5/5

体長:平均325~425cm。
国内の生息地:南は八重山諸島から、北は八丈島や相模湾まで。青森県や秋田県からも記録。
本来の生息地:地中海などを除いた世界中の温帯・熱帯海域に生息。
主な食料:ウミガメ、ウミヘビやイグアナ、海鳥や海に落ちた渡り鳥、アシカやアザラシ、イルカ、クジラなど。人間が捨てた産業廃棄物まで。

イタチザメは「人喰いザメ」のひとつ。

沖縄やオーストラリア、ハワイでは被害が頻発!!海面付近でよく見られ、波打ち際などの非常に浅い場所にも現れる性格は好奇心旺盛で攻撃的であり、人にも平気で近づいてくるほど。イタチザメが危険なのは、あらゆる生物を捕食することだけでなく、餌にしないものでも躊躇せずに食べる習性にあります。

そこがまたイタチザメの怖さを膨らませていることのひとつ。何もしなくても襲われることがあるため、超絶ヤバさを誇るサメです!!

ダツ

ダツ危険

攻撃されたら即死レベル5/5

体長:平均1m
国内の生息地:西太平洋の温帯域。
本来の生息地:太平洋、インド洋、大西洋、熱帯域には汽水域や淡水域にも生息。
主な食料:イワシなど他の小魚。

別名「針の魚・ニードルフィッシュ」と呼ばれているくらい口先が鋭く、小魚の鱗で反射した光に反応し突進する性質があります。

ナイトダイビング中に水中ライトで照らすと、ダツが時速70㎞ほどのスピードで突進してくることがあるくらいです。まるでナイフのような恐ろしさで、実際にダツが人体に刺さって死傷する事故も多く、口先が刺さるとダツは回転してさらに傷が広がるほど。

ダイバーや沖縄の漁師の間では、「ダツはサメよりも怖い」と言われているくらい身近な海にも生息するヤバい魚です!!

シャチ

シャチ

攻撃されたら即死レベル5/5

体長:平均5.8~6.7メートル。
国内の生息地:北海道や和歌山県で目撃。
本来の生息地:世界中に生息。
主な食料:魚類全般、海鳥、ペンギン、アザラシ、ホッキョクグマ、クジラ、サメなど。

シャチは自然界最強の生物!!日本では主に北海道の海に生息し、アラビア海や地中海にすら生息しています。体長9m体重10tと言う巨体ですが、時速70〜80㎞ほどで泳ぐことができ、集団でクジラを襲うこともあるくらいの凶暴さを持ち合わせています。

シャチは食物連鎖の頂点にたち、自然界に天敵は存在しません。海中や陸上にいるあらゆる生物が捕食対象となります。

仲間に危害を加えた人間に報復したと見られるケースは報告されていて、サーファーが足を噛まれた例もありますが、何と言っても目立つのは水族館飼育係への危害です。
ステージ上にいた飼育員を水中にひきずりこみ溺死させる事件も起こっているし、過去に飼育員とお客を死亡させたケースもありました。

基本水族館でしか見られないから・・と言っても決して油断は大敵です!!

シャチとホオジロザメ、どっちが強い?

海の生物で人間の恐怖の対象となるホオジロザメだってシャチにとっては単なる獲物です。よくホオジロザメとシャチが戦ったらどっちが勝つか?なんて疑問を目にしますが、シャチは最大9m、ホオジロザメは最大でも6.5m。シャチの速度は時速80km、ホオジロザメは時速30km。単純に比較して考えれば、おそらく相手にもならないです。

シャチと遭遇したサメの最も賢い選択は「逃げる」ことに尽きるでしょう。

おわりに

川と海の主なヤバい外来生物を見てきました。多摩川については、ほとんどが飼いきれなくて川に放したためと思われます。
海は怖ろしいサメを中心に見てきましたが、海にも川にも今回取り上げた生物以外のヤバい外来生物はたくさんいます。しかしサメは本当に恐怖です。海に入る機会のある人はくれぐれも注意して欲しいです!!

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