死ぬまでに見るべき世界の絵画・名画ランキング!

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  • 最終更新日:2019年05月16日
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世界の名画ランキング

世界の著名人や大富豪たちが収集する事でも有名な歴史的「絵画」。数十億円の値がつくのは当たり前となっていて私たち一般人には縁遠いと考える人も少なくありません。

しかし、自身のセンスを磨いたり、教養を得る事は全ての人に必須な事項です。知識だけで絵画を語る事はできません。目で見て、肌で感じて初めて意味を成します。

今回は私自身が実際に見て、心を震わされた超有名絵画をランキング形式でご紹介します。誰もが知っている絵画たちですが、意外と知らない豆知識や所在地なども合わせて記載していきます。日本で見られる超有名絵画もあるので興味がなくても一度は本物の芸術をその目でご覧になってください。

死ぬまでに見るべき絵画ランキングの前提条件

  1. 実際に生でその絵画を目にした事があるものを選出
  2. 誰もが耳にした事のある作品である事
  3. 私自身が心から全ての人に見て欲しいと思える作品である事

芸術は「好み」が大きく影響します。その事を理解した上で、あえて超有名絵画に絞ってランキングを作成しました。その作品が好きであるかどうかも大切ですが、あくまでこの世に生を受けてから死ぬまでに、絶対見ておくべき『価値』のある作品を選出しています。

死ぬまでに見るべき世界の名画ランキング

1位「モナ・リザ」レオナルド・ダ・ヴィンチ
2位「真珠の耳飾りの少女」フェルメール
3位「大公の聖母」ラファエロ・サンティ
4位「ひまわり」ゴッホ
5位「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」ルノワール
6位「叫び」ムンク
7位「自画像」レンブラント
8位「星月夜」ゴッホ
9位「リンゴとオレンジのある静物」セザンヌ
10位「ドラ・マールの肖像」ピカソ

1位「モナ・リザ」

モナリザ

美術史上最も有名な絵画であり、燦然と輝く美術界の金字塔です。見ていてあまりに謎が多いので、いつまでも見ていられます。例えば、眉毛はどうしたの?左目にあるポッチはどうしてできたの?この場所はどこなの?モデルは誰なの? 輪郭線を描かない技法「スフマート」や、遠くの風景はぼかして描く「空気遠近法」を駆使した傑作中の傑作です。 モデルはフィレンツェの織物商人フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻、リーザであると考えられています。ルネサンス絵画の代表作です。

「モナ・リザ」を見るべき理由

2005年にパリのルーヴルで見た時、足が震え、心が震えた作品です。保護の観点からもうフランスを出る事が絶対にない作品だと言われています。そのため生で見た事があるというのはそれだけで希少な経験を積んだ事となります。

希少価値や作品の素晴らしさ、そして知名度、全てにおいて世界一の作品だと思います。死ぬまでに見るべき絵画ランキングの1位を飾るのはこの作品をおいて他に存在しないと思います。

「モナ・リザ」概要

所蔵場所:ルーヴル美術館(フランス・パリ)
制作年:1503年~1506年頃
製作者:レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452年~1519年)
価格予想:値段はつけられませんが「モナ・リザ」来日時(1974年)の保険額50億ドルから換算して、現在の価格にして7兆5千億円という説もあります。

ルネサンスとは

古典古代の文化や価値を復興しよう、人間中心の考え方で芸術作品を作ろうという文化運動の事です。代表的な芸術家は、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロです。14世紀にイタリア・フィレンツェで始まったルネサンスは、次第に各地に広がります。

2位「真珠の耳飾りの少女」

真珠の耳飾りの少女

作者のヨハネス・フェルメールはバロック期のオランダの画家です。とはいえ、この絵はバロックらしからぬ静かな絵です。真珠の耳飾りを付けた少女が、こちらを振り返って、まるでこれから何か言葉を発しようとしているかのような一瞬を捉えています。スナップ写真みたいですね。フェルメールの作品は30数点しか現存しませんが、その中でも最高傑作が、この「真珠の耳飾りの少女」です。

「真珠の耳飾りの少女」を見るべき理由

学校の美術の授業で習ったり、ポスターになっていたりするので、ご存知の人も多いでしょう。私も知っていると思っていました。でも、本物は全然違ったのです!私は、2000年、大阪市立美術館で開催された「フェルメールとその時代展」で、この絵を初めて見ましたが、あまりに光り輝いている画面に驚愕すら覚えました。この超絶な光は一体どこからくるのだろう!!ポスターとまるで別の絵みたいでした。この「本物の輝き」をぜひ見に行って下さい。

日本人にも人気の高いフェルメール作品です。過去にこの絵が来日したのは2回(2000年と2012年)、他のフェルメール作品の来日は20回程ありました。近年多く来日するので、見るチャンスが多いかもしれません。あまりにも魅力的「少女」なので、あなたの足が絵の前で止まる事でしょう。

「真珠の耳飾りの少女」概要

所蔵場所:マウリッツハイス美術館(オランダ・デンハーグ)
制作年:1665年頃
製作者:ヨハネス・フェルメール(1632年~1675年)
価格予想:フェルメール初期作品「聖プラクセディス」が約10億8,000万円(2014年当時のレート)で落札されました。「真珠の耳飾りの少女」はフェルメール最高傑作なので、現在なら300億円以上の値がつくのは当然だと推定されます。

バロックとは

16世紀末から18世紀にかけてヨーロッパに流行した芸術様式。曲線を多く取り入れ複雑で華麗。キリスト教カトリック勢力が、人々の注目を集めるため、こけおどし的躍動感を旨としました。要するにプロパガンダの意味もあったというわけです。

3位「大公の聖母」

大公の聖母

ルネサンスの画家ラファエロが描いた傑作です。トスカーナ大公フェルディナンド3世がこの絵を持っていた事から「大公の聖母」と呼ばれます。聖母マリアは幼子イエスを抱き、慈愛に満ちた眼差しを注いでいます。この作品の構図は、後にラファエロが描くことになる数々の聖母の原型ともいえます。繊細で微妙な色のぼかし方は、レオナルド・ダ・ヴィンチに影響を受けているのでしょう。背景は黒ですが、X線や近赤外線調査の際、風景が描かれていたことがわかっています。

「大公の聖母」を見るべき理由

とにかく癒されます!!私がこの絵を見たのは、2013年、東京・上野の国立西洋美術館で開催された「ラファエロ展」でした。聖母の包み込むような温かさに、思いっきり癒されたのを憶えています。また、画面が放つオーラが抜きん出ていて、板に直接油彩で描かれているので何とも言えない艶も魅力です。

背景が黒だからこそ、暗闇から浮かび上がる聖母の優しさ美しさが際立って見えます。「癒される絵」としてはランキング第1位だと思います!

「大公の聖母」概要

所蔵場所:パラティーナ美術館(イタリア・フィレンツェ)
制作年:1505年~1506年
製作者:ラファエロ・サンティ(1483年~1520年)
価格予想:他のラファエロの作品「ロレンツォ・デ・メディチの肖像画」の落札価格は約46億円(2007年当時のレート)でした。「大公の聖母」はルネサンスの代表作中の代表作なので現在なら400億円くらいになるとみられます。

4位「ひまわり」

ひまわり

「情熱の画家」ゴッホの代表作です。ゴッホが、尊敬する友人ゴーギャンを家に迎えるために、心血注いで描きました。ゴッホが描いた、花瓶に挿したひまわりの絵は7点ありますが、そのうちの1点です。奔放な筆遣い、黄色が印象的な色彩が、私の心を捉えて離しません。後にゴッホとゴーギャンとは口論が絶えなくなり、二人の仲は破局しますが、ゴーギャンもゴッホの「ひまわり」は絶賛していました。

「ひまわり」を見るべき理由

もの凄い迫力です。ポスター等で見ると平面的な画面に見えるのですが、本物は立体的な描写になっています。まるで目の前に本当のひまわりの花が生けてあるかのようです。圧倒的な存在感で見る者に迫ってきます。ゴーギャンが認めていたのも頷けます。せっかくこれほどの傑作が日本で見られるのですから、見に行かないと大損です!!心を鷲づかみにされます!!

「ひまわり」が展示されている損保ジャパン日本興亜美術館は、2019年9月30日から2020年2月14日まで同美術館敷地内に移転のため休館を予定しています。リニューアルオープンは2020年5月になるとの事ですので、ご注意下さい。

「ひまわり」概要

所蔵場所:損保ジャパン日本興亜美術館(東京都・新宿区)
制作年:1888年
製作者:フィンセント・ファン・ゴッホ(1853年~1890年)
価格:約53億円(1987年当時のレート)で落札されました。当時の落札価格の世界最高記録がそれまでの3倍に塗り替えられました。

5位「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」

ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会

ムーラン・ド・ラ・ギャレットとは、パリにあったダンスホールの事です。パリの住人たちは着飾ってムーラン・ド・ラ・ギャレットに出かけ、夜まで飲み、踊り、ガレットを食したといいます。中流階級の人々の華やかな様子が見て取れます。ルノワールは、友人たちに「帽子をプレゼントするからモデルになって」と声をかけたそうです。殊に表情はみな魅力的に描かれています。光が人々に当たって輝く様子や、艶のある衣装の描写など、素早い筆遣いで見事に描かれています。

「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」を見るべき理由

2016年、国立新美術館「オルセー美術館・オランジェリー美術館所蔵 ルノワール展」で見ました。青い色が印象的でした。同じ青でも様々なニュアンスの青が表現されています。思ったより大きくて(1.31mx1.75m)、自分もムーラン・ド・ラ・ギャレットに居るような錯覚さえ起こします。当時のパリの喧騒までもが伝わってくるような絵です。ぜひ画面の中の一人一人を見て楽しんで下さい。

日経新聞電子版が2016年に行なった「ルノワール展」代表作品20点のうちの「見たいルノワール作品」の人気投票で、ダントツの1位(得票率61.6%)になった作品で、日本人にも人気の高い絵ですので、おすすめです。

「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」概要

所蔵場所:オルセー美術館(フランス・パリ)
制作年:1876年
製作者:ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841年~1919年)
価格予想:同じ構図の小品が約92億円(1990年当時のレート)で落札しました。こちらの方が大きいため、同額以上と推測されます。

印象派とは

19世紀後半、フランスで始まった芸術運動。当時のフランス美術界は保守的になっていて、サロン(官展)に落選した芸術家たちが集まり開催した展覧会が基になりました。絵の具の色を混ぜないでキャンバスに置いていく手法で華麗な色彩が生まれました。 印象派の有名な画家としては、ルノワール、エドガー・ドガ、クロード・モネ、カミーユ・ピサロ、ジョルジュ・スーラなどです。

6位「叫び」

叫び

実はこの絵は、叫んでいる絵ではなく、瞳を見開いて耳を抑え、正体不明の叫びへの不安に耐えている絵です。ムンク登場以前は、画家は、王侯貴族に絵を買ってもらっていましたが、画商という職業が出現したおかげで、注文主の意向を踏まえることなく、自らの心の中を題材に描けるようになりました。ムンクは、自分の心の不安を描き、現代人の苦しみをも体現しています。だからこそ、人気があるのでしょう。少ない色数で不安を表現し、最高の効果を上げています。ムンクの「叫び」は5点ありますが、その中の1点です。

「叫び」を見るべき理由

ポスター等で見て「気持ち悪い絵だな」くらいにしか思っていませんでした。2018年、東京都美術館で私はこの絵を見ましたが、本物は飛び抜けた迫力でした。ムンクの、不安、恐怖といった感情がダイレクトに伝わってくるようで、怖くなってくる程でした。ここまで感情を揺さぶる絵を、私は他に知りません。

2018年下期~2019年上期に行なわれ、「叫び」が展示された東京都美術館「ムンク展―共鳴する魂の叫び」は、会期中の総入場者数が66万9846人でした。2017年下期~2018年上期の入場者数1位の展覧会が、総入場者数61万4411人(レアンドロ・エルリッヒ展)だったので、それを上回る入場者数だったのです。ムンクはやはり人気があるのですね。また、若年層に知名度が高いことも特徴です。

「叫び」概要

所蔵場所:オスロ市立ムンク美術館(ノルウェー)
制作年:1910?年
製作者:エドヴァルド・ムンク(1863年~1944年)
価格予想:同タイトルの作品(パステル画・1895年版)が約96億円(2012年当時のレート)で落札されました。この1910?版もそれと同額くらいと想定されます。

7位「自画像(63歳)」

自画像(63歳)

レンブラントは多くの自画像を描いています。残存する作品だけでも約80点。モデルの表情を描くための研究で描いていたといわれています。この絵は、レンブラント63歳の時の作品で、この年に彼は亡くなります。画面の中でレンブラントは深い朱色のコートとベレー帽を身につけ、両手を体の前で握りしめています。こちらを見つめる眼には哀愁を帯びています。X線検査で、当初はベレー帽が大きく白だった事、両手の位置は当初はゆったりと開き、片手に絵筆を握っていた事が明らかになりました。

「自画像(63歳)」を見るべき理由

「光と影」の画家レンブラントの自画像です。レンブラントには他に有名な作品もありますが、あえて私はこれをランキング7位に挙げたいです。愛する家族に次々に先立たれ、芸術的に妥協しなかったために、また経済不況もあって、晩年は経済的にも困窮したからでしょうか、画面から年を重ねてきた一人の男の生き様が垣間見えるようです。こういった味わい深い絵を描けるのは、彼しかいないでしょう。

2005年、ロンドン・ナショナル・ギャラリーでこの絵を見ましたが、あまりの奥深さに胸を打たれました。この深淵な表情は、一見の価値があります。2019年はレンブラント没後350年にあたります。ぜひ見に行ってみて下さい。

「自画像(63歳)」概要

所蔵場所:ロンドン・ナショナル・ギャラリー(イギリス)
制作年:1669年
製作者:レンブラント・ファン・レイン(1606年~1669年)
価格予想:レンブラント「男性の肖像」が約29億円(2009年当時のレート)で落札されました。「自画像(63歳)」は「自画像の画家」レンブラントの最後の作品なので、同額以上になると思われます。

8位「星月夜」

星月夜

これもゴッホの代表作です。ゴッホが狂気に陥ってからの作品で、サン=レミの精神病院から見た夜の星々を描いたとされます。天の川、白鳥座、月や金星等が見られます。激しい筆致で描かれた星空の下には、それとは対照的に教会を取り巻く静かな町並みが広がっています。この町の描写だけは、彼が生まれ育ったオランダを描いたものといわれています。糸杉の木は、まるで炎のようで、キャンバスの下端から上端まで描かれています。糸杉は死の象徴といわれています。

「星月夜」を見るべき理由

1993年、上野の森美術館「MoMA展」で見ました。渦巻くような空の筆致はゴッホの心の葛藤を表すかのようです。複雑になった現代に生きる人々の苦しみに重なります。だからこそ、私達は、この絵に、恐怖と同時に共感を感じるのです。見ていると、自分も気が狂ってしまいそうな絵です。それでいて見る事を止められない、不思議な作品です。

ゴッホの最も優れた作品の1つとして評価されていて、また世界で最もよく知られている西洋美術絵画の1つです。一生に一度は見ておくべき作品です。

「星月夜」概要

所蔵場所:ニューヨーク近代美術館(アメリカ)
制作年:1889年
製作者:フィンセント・ファン・ゴッホ(1853年~1890年)
価格予想:ゴッホの他作品「医師ガシェの肖像」が約124億5000万円(1990年当時のレート)で落札されました。「星月夜」は超人気作品なので、現在なら300億円以上になると思われます。

9位「リンゴとオレンジのある静物」

リンゴとオレンジのある静物

「リンゴひとつでパリを驚かせてみせる」。セザンヌはこう言いました。描かれているのはリンゴとオレンジと食器と布。とてもシンプルな絵に見えます。シンプル過ぎて、私は最初この絵を見た時、その良さに気づきませんでした。実は、これは、凄い革新的な絵なのです。この絵には、別の角度、別の視点から見た物が混在しているのです。この絵を見たジョルジュ・ブラックは、ピカソと共に「キュビスム」の技法を始めました。この作品によって、美術史上最も革命的な変化の一つが起こったといっても過言ではありません。

「リンゴとオレンジのある静物」を見るべき理由

この「革命」をぜひ見て頂きたいです。2005年、パリで見ましたが、長い間絵の前に立ち、発見を楽しめました。上方のお皿と、左のお皿の視点が違う!!リンゴの一つ一つが凄い存在感!!「絵を描くとはキャンバスの中に構成を作る事」というセザンヌの思想が、とてもよくわかる作品です。彼が亡くなって100年以上たった現在でも、多くの画家に影響を与え続けています。

セザンヌが生涯で制作した200点の静物画のうち、60点以上の作品にリンゴを描きました。セザンヌが名声を得るきっかけとなった1895年に開催された個展では、美術批評家のタデ・ナタンソンに「リンゴの画家」と称賛されました。「リンゴの画家」の傑作をぜひ見てみて下さい。

「リンゴとオレンジのある静物」概要

所蔵場所:オルセー美術館(フランス・パリ)
制作年:1899年
製作者:ポール・セザンヌ(1839年~1906年)
価格予想:セザンヌの作品「カード遊びをする人々」が約204億円(2011年当時のレート)で落札されました。この作品は近代絵画の原点となった作品なので、同額以上になると思われます。

キュビスムとは

それまでの絵画が一つの視点に基づいて描かれていたのに対し、色々な角度から見た物の形を一つの画面に描いた作品。

10位「ドラ・マール」

ドラ・マール

ドラ・マールはピカソの愛人でした。横向きの顔を描いているのに、右目だけが正面を向いています。また、鼻の穴が二つとも見えています。このように、様々な方向からの視点を一つの画面に同時に描いたり、面によって空間を構成するところに、ピカソのキュビスムの手法が表れています。抽象絵画で有名な画家ジャクソン・ポロックは、ピカソの画集を床に投げ「ピカソが全部やっちまったよ!」と叫んだという話が残っています。それほどまでに、描くことを極めたのがピカソです。

「ドラ・マールの肖像」を見るべき理由

1995年、徳島県立近代美術館で見ました。ピカソの「愛」がわかる絵です。ピカソを魅了したドラ・マールの美しさ、知的さが、よくわかります。彼女は、パリで活動する写真家で、ピカソの芸術活動に共感し、彼の創作活動の記録もしていたといいます。生前のピカソがこの絵をずっと手元に置いていたという事から、ピカソの並々ならぬドラ・マールに対する愛情が伺えます。そういった事からもこの作品はおすすめです。

同じドラ・マールを描いた「泣く女」の方が有名ですが、私はこの作品をランキングに挙げたいです。「泣く女」よりはるかに上品で優しく表現されているからです。日本人には、こちらの方が見やすいでしょう。日本国内で見られる多くのピカソ作品の中でも、おすすめ度No.1です。

「ドラ・マールの肖像」概要

所蔵場所:徳島県立近代美術館(徳島県・徳島市)
制作年:1937年
製作者:パブロ・ピカソ(1881年~1973年)
価格予想:同じモデルの作品「ドラ・マールと猫」が約108億円(2006年当時のレート)で落札された事から、同等の価格になると推測されます。

まとめ

私のおすすめの絵画を見てきましたが、いかがでしたか?これを読んで、もっと美術作品を見てみようと思ってくれればうれしいです。

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